ドライブや街乗りに最適な「ドライビングシューズ」
クルマの運転用に作られた靴には、2つのカテゴリーがある。ひとつは公式レースや本格的なサーキット走行に向けた「レーシングシューズ」で、もうひとつは街乗りやライトなスポーツ走行を想定した「ドライビングシューズ」だ。
今回は、スニーカーともレーシングシューズとも違う、街乗りでも確かなアドバンテージがあるドライビグシューズについて紹介したい。サーキットをガンガン攻めるワケじゃなくても、運転が好きなら持っておきたいドライビングシューズとは、いったいどのような特徴があるのだろうか。
ペダルの操作性やダイレクト感を重視した作り
運転しやすさでいえばソールの薄さ。ペダルから伝わる情報をよりリニアに感じるため、ドライビングシューズのソールは非常に薄く作られている。具体的にいうと1㎝以下のモデルが多く、クッション性を重視する通常の靴に比べ半分くらい。レーシングシューズのソールはさらに薄く作られているが、それでもダイレクト感と操作性はドライビングシューズでも十分すぎるほど高い。
形状でいえばヒールの部分にも注目して欲しい。街歩きで使うスニーカーなどを見ると、角張っていたり後方に出っ張った形状のヒールが多いはず。ところがドライビングシューズは丸くラウンドしている形状が大半。ドライビングシューズは、かかとをフロアに付けたままの状態でペダルの踏み換えがスムーズに行なえるよう考えた形状だ。