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冬は「タイヤ」にだけ注意を払ってもダメ! 軽視しがちな「ホイール」選択が危険を招く可能性

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部、ブリヂストンリテールジャパン、ウェッズ

冬用だからこその「手入れの方法」と見落としがちな「ナット」の選び方

 いよいよ本題に入ってスタッドレスタイヤに適したホイールの話。圧雪だろうとアイスバーンだろうと雪や氷に覆われた道には、融雪剤と呼ばれる塩化カルシウムが散布される。それはそれで非常にありがたい存在なのだが、金属にサビを発生させたり塗装を傷める大敵でもあるのだ。塩化カルシウムを高速道路に散布している作業者

 雪道を走ったらホイールを含め入念に洗って融雪剤を落とす必要がある。裏側にブラシを入れやすい形状の方が洗車は楽だろう。高圧洗浄機で自動車の腹下を洗っているイメージ またマメに洗ったとしても塗装のダメージは多少なりともあり、劣化を考えるとあまり高価なモデルは避けたいし、履く期間が冬だけになるのでそもそももったいない。昔のスタッドレスタイヤ用のホイールは野暮ったいデザインが多かったけど、最近は有名メーカーがデザインやサイズ設定にこだわり、ドレスアップ効果の高いスタッドレスタイヤ用ホイールを展開し始めている。写真は「ブリヂストンリテールジャパン」より販売されている「エコフォルムCRS18」。スポーク切削面をシャープにすることで形状をより美しく見せる意匠を採用しつつ、防塵性能を当社基準比で3倍の塗装品質をクリア。ストロボシルバーとブラックの「エコフォルムCRS18」単体写真

 また交換する際はナットの形状が合うか絶対に確認すること。座面形状というホイールと接触する部分の形状がメーカーや車種によって違い、社外ホイールは奥が細い「テーパー型」が大半なのに対し、純正ホイールは『平面型』と『球面型』が多い。ホイールナットこの形状が異なるとホイールが確実に固定されず、走行中に緩んだりナットが折れるなどのトラブルに繋がるので、自分で判断できなければプロにチェックしてもらい適切なナットを使うべし。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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