3)作家の方の場合
作家の方なので、もともと在宅勤務の様なものです。が、これが意外と問題だったとの事。家にいると奥さんはご主人に家事のお手伝いをお願いしたくもなり、お子さんもコロナで学校が休校中の時は、お父さんに遊んで貰いたくもなります。これでは、仕事に集中できません。そこで、キャンピングカーを利用した「移動書斎」です。
これなら、家事手伝い強制はなく、子供の相手をしなくても済みます。出先で仕上げた原稿は、そのデータをネット経由で送ってしまえば。問題ありません。さらに、違った環境だと新たな刺激もあり、作家は頭をひねって知恵を出すので、そういった環境の方が、アイデアが出るとの事でした。何よりも「お父さんは仕事に行ってくる!」と堂々と出かけられるのが良い、つまり「作家でも出来る出勤」だとの事です。
既にキャンピングカーを持っている方なら、使わないと勿体ない。持っていなくてもレンタルキャンピングカーや、程度の良い中古車もありますから、一度、やってみても損はないと思います。しかも、最近では、RVパークの様に、安心して車中泊できる施設も増えてきていて、その環境も整ってきているとも言えます。良い時代になったものです(これは、コロナのせいにして、キャンピングカーを活用するチャンスかも)。
ただし、キャンピングカーによるテレワークは誰でもオススメできるものではありません。
特にお勤めの方は、ガソリンやパークの利用代などの経費、もし、キャンピングカーで交通事故が発生した時の責任やフォロー体制については、事前に会社に確認しておきましょう。…まあ、今の日本企業では、中々、OKがでないでしょうから、前述の方の様に会社に内緒、自己責任でやるしか方法が無いかもしれませんが……。