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富士の麓で「ドライブ・イン・花火」! 「Jeep HANABI 2020」の粋で壮観な「リアルイベント」の中身

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TEXT: 山本 亨  PHOTO: 山本 亨、FCAジャパン

「Jeep HANABI 2020」が関東、中部、関西エリアで敢行! 3地区合わせて計8000発以上の花火が晩秋の夜空を飾る

 日本市場で快進撃を続けているJeepブランドは、コロナ禍の影響もあり2020年3・4・5月の三ヶ月間はディーラー来場者が前年割れをしたものの、それ以外の月では前年を上回る来場者を記録。 しかも新車の成約平均年齢もJeepが41歳、ラングラーが40歳と非常に若い年齢層が購買層です。 クルマのキャラクター上もさることながら、その若いアクティブなオーナーに向け、FCAジャパン株式会社は関東/中部/関西の三箇所で、密を避けたドライブイン形式での「Jeep HANABI 2020」をJeepオーナー限定イベントして開催。各地で2700発、計8000発以上の花火を打ち上げます。

いまの時代と向き合った 新たな「リアルイベント」のひとつの形

 2020年に入ってすぐに、世界中が新型コロナウイルスのパンデミックによりそれまでの生活様式を大きく変えざるを得ない事態となりました。新型コロナウイルスの感染拡大防止に務めるため、会社や学校が自宅待機やテレワークに切り替わるなどして「見えない明日」に向けて世界中が一丸となって備えました。急激に生活様式が変化し、飲食業を含め様々なビジネスがダメージを受けました。

 リアルイベントもそのひとつです。新型コロナウイルス対策の要でもある「密」を避けるため、イベントの中止や延期は避けられない事態となったのです。一方で、新たなビジネスモデルとなるオンラインイベントが立ち上がりました。スポーツや音楽コンサート、観劇などを無観客会場からライブ配信をし、イベントを強く欲していたファンの期待に応え、新たなエンターテインメントとして受け入れました。

 とはいえ、やはりリアルイベントに勝るものはありません。そこでFCAジャパンは、リアルイベントでしかも「密」を避けての新型コロナウイルス対策をしたイベントを敢行しました。 Jeepブランドは2012年からオーナーコミュニティを熱心に育て上げてきており、コロナ禍とはいえこのままJeepの交流イベントがないまま2020年を終わるのは寂しいという考えに至り、Jeepオリジナルの花火大会を企画したのです。 もちろん参加者(スタッフも含め)の安全を第一に考え、クルマから降りずにドライブインシアター方式で楽しめるJeepオーナー限定の花火企画「Jeep HANABI 2020」(https://www.jeep-japan.com/campaign/jeephanabi.html)を実施したのです。 まずは関東地方のJeepオーナー200名を1200名(倍率6倍!)の応募の中から選定し、オーナーコミュニティと共に花火を堪能しました。 この関東エリアでの200名限定のJeep HANABI 2020は、富士山2合目にあるスノーパーク イエティ(静岡県裾野市須山字藤原2428)の駐車場で開催されました。 イベント当日は15時に開場、続々とJeepオーナーが集結し、18時から始まる花火のスタートに備えました。花火はおよそ30分間に渡り約2700発のスペシャルプログラムが組まれており、花火のフィナーレではジープオリジナルの意匠となる7スロット型オリジナル花火が打ち上げられました。 新旧のJeep車両200台(レネゲード/コンパス/チェロキー/ラングラー/グランドチェロキーなど)が集結し、Jeepオーナーらしく大空に打ち上がる花火をフロントガラス越しやルーフを開けて、またアウトドア用具を出して楽しむオーナーの姿が見受けられました。 この一年、様々なイベントが中止になった中で行なわれた「Jeep HANABI 2020」により、悪疫退散となることが祈念された。

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