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車内でWi-Fiが使い放題になる! 「サイバーナビ」がより完全なるモデルへと進化

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TEXT: 土田康弘  PHOTO: 本間章悟

自宅で録画した番組が車内で視聴可

 さらに「レコーダーアクセス」と呼ばれる機能にも注目したい。これはスマホの専用アプリを介して自宅のレコーダーにアクセス。レコーダーに撮り貯めてあるドラマなどを、サイバーナビで再生することができる機能だ。これを用いれば、レコーダー内の見たい動画をいちいちDVDなどにダビングして持ち出す必要がなく、いつでもどこでもレコーダーの中身を出先の車内で視聴できるのだ。サイバーナビ2020冬モデルの「レコーダーアクセス」画面

 ちなみにレコーダー内蔵のチューナーを利用して、テレビ(BS/CS放送)を視聴することも可能。自宅に複数の対応レコーダーがあれば切り替えて使うこともできる。最新モデルではこのレコーダーアクセスで利用できる対応レコーダー(NTTぷららのひかりTV対応チューナー/ひかりTV for docomo対応チューナー)が追加。ほかのカーナビでは味わえないサイバーナビならではのエンタメ機能だ。

スマホやパソコンも車内で使い放題

 通信利用のオンライン化のもうひとつの魅力は、サイバーナビ本体がWi-Fiスポットとして利用できること。乗員のスマホやタブレット、ゲーム機などをWi-Fi接続して、インターネットにアクセスすることが可能になるのだ。しかも前述したとおり、定額制・容量無制限で使えるのが魅力。後席の乗員が個別にスマホでYouTubeを見たり、オンラインゲームを楽しむなど、さまざまな利用方法が考えられる。

 通信利用の機器を車載して楽しむにも、この機能は使えるだろう。例えばストリーミングメディアプレイヤーをクルマに持ち込んでナビにHDMI接続すれば、ナビ画面で「prime video」などの多彩な映像コンテンツを視聴可能だ。サイバーナビ2020年冬モデルにAmazonの「Fire TV Stick」を繋げたトップ画面

 ナビ本体にはHDMI出力も備わっているので、同社の「フリップダウンモニター」や「プライベートモニター」を装着・接続して、ここで紹介するさまざまなエンタメチャンネルをリヤシートでゆったりと楽しむこともできる。ファミリーで遠出する機会には、間違いなく大活躍してくれるだろう。サイバーナビ2020年冬モデルにフリップダウンモニターとプライベートモニターを接続

地図データも自動で最新版に書き替え

 オンライン化の恩恵は、エンタメ性能のみならずナビ機能にも影響している。代表的な例が地図更新だ。ネットワークスティックを介した地図更新が可能となっていて、ユーザーが意識しなくても常に最新の地図を利用できるという高い信頼性も備えている。サイバーナビ2020年冬モデルの地図更新画面

 これまでは「車内でできることは限られている」と諦めていたことまでが楽しめるようになったサイバーナビ。スマホやタブレット、さらには自宅のレコーダーなど、いつも楽しんでいる動画や音楽ストリーミングなどをそのまま車内で利用できるというのは、ドライバーに限らずクルマに乗る全員に恩恵があること。サイバーナビ2020年冬モデルのメニュー画面(レコーダーアクセス)

 ナビ性能はもちろん、エンタメ性能も魅力満載のサイバーナビ。現在考え得る動画や音楽再生、スマホ利用のアプリ活用など、これ一台あれば何でもできると言っても過言ではないほど、フラッグシップらしい高い先進性を備えた完璧なモデルとなっている。

サイバーナビ・LS (ラージサイズ)メインユニット[9V型]
AVIC-CQ911-DC●オープン(実勢価格¥210,000前後)
9V型HD/TV/DVD/CD/Bluetooth/USB/SD/ チューナー・AV一体型メモリーナビゲーション ネットワークスティックセット

[詳しくはこちら]
パイオニア・カスタマーサポートセンター
(フリーコール)0120-944-111
https://jpn.pioneer/ja/carrozzeria/

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