サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

アウトドア派の悩み「室内」の「汚クルマ化」を防ぐアイテムとは

泥や水から愛車をしっかりガード

 自然を遊びのフィールドとするアウトドアには、砂や土、泥や水といった汚れがどうしてもついてまわるもの。遊んでいるときは気にならないものだけど、帰りのクルマに荷物を積んだり、乗り込んだりするときには、ちょっとためらってしまう人も多いハズだ。

 そんな汚れの問題をスッキリと解決できるのが、ここ数年でバリエーションがどんどん広がってきた車内の防汚グッズ。「汚れや濡れなんて気にせずに、大好きなアウトドアを思いっきり楽しみたい!」という人たちには絶対にオススメだ。

【防水シートエプロン】

 マリンスポーツや川遊び、釣りにスキー&スノーボードと、アウトドア遊びではギアも衣服も濡れてしまうシチューションが少なくない。そこでまず装備しておきたいのが、防水仕様になっているシートカバーだ。

 シートカバーは本来、シートをキズや汚れから保護することが狙いとなるアイテムだが、防水タイプの製品なら、水や雪などでシートが濡れることを防いでくれる。ウェットスーツ用の素材が使用されているものもあり、耐久性にも優れるから安心だ。

 シートの上から被せるだけの「シートエプロン」と呼ばれるようなタイプは、価格も本格的なシートカバーよりもリーズナブルで、もちろんシートのキズ&汚れ防止効果も備わっている。これさえシートにかけておけば、濡れた服のままでクルマに乗り込んでも、シートが濡れたり汚れたりすることはなし。お手入れが簡単なのもウレシイ。

【ラバー系フロアマット】

 アウトドア遊びの後は、靴に砂や泥、草などが付いているのは当たり前。きっちり洗ってからクルマに乗ればいい、という意見ももっともだけど、遊んで疲れた帰り道にはそれもちょっと面倒だ。

 そこでオススメなのが、防汚タイプのフロアマット。「TPO樹脂」という合成ゴムなどを素材としているのが一般的で、ゴム系だから水に強く、しつこい泥汚れがマットに付着してしまっても、水で簡単に洗い流せるから便利だ。

 汎用のお手軽なゴムマットもあるが、イチオシはアフターパーツメーカーが販売しているゴム系マット。

 車種専用で設計されるから運転中にズレる心配もなく、フチが立体構造になっているものが多いから、小石や砂、草といった細かな汚れ&ゴミをこぼすことなくキャッチできるため、車内を汚さずに済む。コーヒーやジュースなどを車内でこぼしてしまっても、このマットがあれば安心だ。

 ちなみに、マット表面が凹凸のあるオシャレなデザインになっているタイプは、靴底についた泥や雪をこの凹凸で落とす効果がある。

【ラバー系ラゲッジマット】

 シートとフロアとを防汚仕様にしたからといって、人気のSUVやミニバンではもうひとつ忘れてはならない部分がある。それがラゲッジを保護するラバー系のラゲッジマットだ。

 アウトドアで使ったギアや、スノーボードや釣り道具などの遊び用品は、アウトドア後に汚れたり濡れたりしているのが当然。そのまま積んでしまうとラゲッジが泥だらけになってしまうものだが、このラゲッジマットがあれば、汚れたままの荷物をそのまま積み込める。

 素材はラバー系フロアマットと同様なのが一般的で、水や汚れに強く、ゴミをこぼさない3D構造。汚れたら水洗い可能だから、お手入れももちろんラクラクだ。

 アウトドアは楽しいけれど疲れもするから、あと片付けはできるだけ簡単に済ませたいもの。ここで紹介した防汚グッズを活用すれば、遊んだその日は何も気にせず帰るだけで、ゆっくり休んだ次の日に、掃除やお手入れを後まわしにすることだってできる。おまけに愛車もキレイなまま。ウレシイことだらけなのだ。

モバイルバージョンを終了