オークション1億円落札の例も
コンペティチオーネは50台ほどが実戦投入されたと言われ、合計で200台作られたとしてもストラダーレは150台程度が存在する計算になり、日本にも10台ほどが「ガレージ伊太利亜」によって輸入された。
現在の取引価格についてだが、旧車の高騰が続く現在ではランチア・ラリーも例外ではなく、海外のオークションでは低走行距離のノンレストア車ではあるが、1億円で落札されて話題にもなった。
イベントでは見かけることもたまにあり、超レアとまでにはいかない。だがもし実車を目にすることがあれば、至るところに入れられたABARTHの文字などにも注目してみてほしい。本物だけが放つ強烈なオーラを感じるはずだ。