普段着のまま愛車で憧れのサーキットを走れる
昔に比べればハードルはだいぶ下がったものの、はじめの一歩を踏み出すには勇気がいるサーキット走行。初心者向けのイベントや走行会も多く開催されているけど、やはり専用の装備が必要だったり、金銭面で躊躇する人も少なくないだろう。そんな予備軍にオススメしたいのが普段着でOKの「体験走行」だ。
ヘルメット&グローブ不要で参加OK
ビギナー向けのサーキット走行会とはいっても、危険を伴う遊びだけにそれなりの準備は必要だ。ヘルメットにグローブといったドライバーの装備、タイヤやブレーキをはじめとする愛車のメンテナンス、さらに走行料金を加えれば初期投資はバカにできない額となる。本格的にお金を注ぎ込む前に「サーキット走行の雰囲気を味わいたい」、また「一度でいいからコースを自分のクルマで走ってみたい」といった人にはいささか荷が重く感じる出費だろう。
そんな人にまず体験してほしいのが、文字どおりの「体験走行」だ。内容はサーキットによって多少の違いはあるけど、先導車が付いての走行で追い越しはすべて禁止、ヘルメットやグローブは不要で一般公道と同じ服装、車両はナンバー付きで公道を走れる仕様であれば車種は不問、周回数は2〜3ラップというのが一般的となっている。