3)良くも悪くも目立つ
キャンピングカーは良くも悪くも目立ちます。キャンピングカーに乗っていると悪い事は出来ません。直ぐに見つかってしまいます。これは街中だけのお話ではありません。ご近所さんでも目立つ対象となり、キャンピングカーで出かけるだけで「今週もお出かけ? キャンプ?」とか言われてしまいます。
最悪は「お土産期待しているわよ」なんて、要らぬストレスを背負う事もあります。酷い時には、キャンピングカーの掃除とかしていると、近所の奥様たちが数人出てきて、「ちょっと、中見せて頂いてもいいかしらん?」なんて事になると、街角キャンピングカーショーが始まってしまいます。綺麗な人妻と二人っきりならまだしも、年代物の有閑マダム数人と車内に籠るのは、これまた恐ろしい。
また昨今のコロナ禍では、新型コロナウイルスの感染対策やリモートワークといった観点からも、キャンピングカーは使えるというポジティブな声がある一方で、キャンピングカーは「遊び車」だからと思われて、他者からの視線をより一層、感じたり、肩身の狭い気持ちになったとかの話もあります。目立つ事も善し悪しですね。
4)断捨離しないと大変な事に
キャンピングカーは走る家、お父さんにとっては、プライベートな書斎にもなります。従ってどうしても、あんなものやこんなものからそんなものまで、いろいろと積み込む事になり、気が付くと、あっと言う間にキャンピングカーはメタボ状態に!
確かに必要なものを全部、積んであると便利です。私もたまに電車で出張して、忘れ物をする度に「キャンピングカーだった必要なものは全部あるのに」とか思う時があります。でもその反面、メタボの健康被害と同じ様な障害が・・・・・・。
例えば、前述にもある重量。ただでも重い車両に、更に荷物を積み込む訳ですから、車体、特にタイヤにかかる負担は想像以上のものになります。最悪はバーストによる横転事故になる恐れも。ここは、思い切って断捨離してダイエット。それが無理でも、せめてシーズンで使う物を厳選して積み替える位の事が必要になります。それから積み過ぎると、こんなミステリーも。積んだはずの物が失踪する事がたまにあります。
文字通り家探しても見つからない。あるあるですが、忘れた頃に他のものを探していて、見つける事がありますが、その時には、数十年ぶりに級友に出会ったような、何とも言えない嬉しさと感動と、あの時、あんなに探したのに・・・・・・という拍子抜けしたなんとも言えない気分になります。