5)バッドマナー問題
キャンピングカーに乗っていると、時に、鼻が数センチ高くなる時があります。「あっ、見て! キャンピングカーだわ!」なんて、一般市民の方が話していると、羨望の視線も感じて、思わず、うほほ~い!気分になり、用もないのに、そこら辺を何周も走りたくなります。
それだけ自慢に思えるキャンピングカーですが、最近は普及してくると、その光と影ではありませんが、脚光を浴びる分、影の部分も濃くなります。その代表的なものが「バッドマナー」キャンピングカーは走る家ですが、夜はどこかに停まらない(泊まらない)といけません。
ちゃんとした車中泊施設を利用するなら問題はありませんが、本来ならば、基本的には仮眠休息の場である道の駅で、バッチリ車中泊、酷い時には、してはいけないキャンプ行為などする輩も出てくると、一挙にキャンピングカーは「悪者」となってしまいます。
人気タレントが、大麻所有かなんかで一挙に悪のレッテルを貼られてしまうのと同じです。私も日本全国、クルマ旅していて、以前は利用できた場所で「キャンピングカーお断り!」の立て札を見る度に、胸が痛みます。そう、キャンピングカーに乗っているからこそ、味わう「辛さ・切なさ・悔しさ」なんです。
如何ですか? 憧れのキャンピングカーにも、こんな困ったことがあるのです。しかし、そんな事があったとしても、それを補っても尚、余りあるメリットがキャンピングカーにあるのです。だから、長年、キャンピングカーを乗り継いでいる訳です。
「キャンピングカーに乗らずに死ねるか!」「生まれ変わってもキャンピングカー」今は、そんな気持ちなのです。