すべてコミコミで1時間5000円から
そしてマシンに慣れたらいよいよ森のなかへ突入だ。コースも姉崎サンが自ら考案したうえで作り、アップダウン/カーブ/凸凹/泥道が適度に入り混じる。 この通称「ジャングルコース」の探検を終えたら、別の森を駆け上がって仙台市民に人気が高い「泉ヶ岳スキー場」のゲレンデ中腹へ。仙台市の中心部にそびえ立つビル群やインターネットでカルト的な人気を博す巨大な「中山観音」を一望でき、天気さえ良けければ遠い太平洋の大海原やそこに浮かぶ船まで見渡せるという。
体験が5回を超えたリピーターで普通免許を所持していれば、バギーだけを貸し出してもらい単独で走行することも可能。広場や狭いコースをグルグル走るのとは異なり、自然や雄大な風景にも触れられるとあって、女性や子供を連れての参加が非常に多いとのことだ。
この日に先導アリのコースを予約していたのは、同じ大学で部活も一緒という学生さんたちのグループ。バイクともクルマとも微妙に違う走らせ方に最初は戸惑いつつ、広場での講習を済ませるころにはシッカリと感覚をつかみ、ジャングルも最後の展望台もノリノリで楽しんでいた。なお公道に出ない通常のコースであれば普通免許は不要で、過去には小学生が何人も運転しているというからビックリ。
ちなみに「DREAM ON」のバギーとジープはすべてウインカーやヘッドライトを備え、公道を走れる状態で軽車両として車検を取得し保険にも加入している。ヘルメットやグローブもレンタル料金に含まれ、料金は姉崎さんが先導するフルコースが1時間で5000円、リピーター向けの車両レンタルは30分で2000円、1時間が4000円となっている(冬季休業)。
旅行ついでに寄り道して楽しもう
ここで紹介した宮城県のほかにも関東では山梨県の「道志レジャーランド」や静岡県の「富士山バギー」、長野県の「ASOBINA」に群馬県の「TOP水上」、関西・東海方面でも大阪府の「舞洲シーサイドバギー」や岐阜県の「揖斐高原貝月リゾート」をはじめ、北海道や沖縄県にも多くの4輪バギーを楽しむスポットが存在する。お出かけや旅行でこれらの地域を訪れる機会があればぜひ一度、4輪バギーの楽しさに触れてみてはいかがだろうか。