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キャンプ場で「仕事」も「遊び」もトコトン楽しむのが今風! 今年は「ワーケーション」がテーマ「KANGOO CAMP 2020」の全容

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TEXT: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

「仕事をしながらアウトドアも満喫しよう」という催し

 ルノー カングーでアウトドアを楽しむイベントとして2018年から開催されている「カングーキャンプ」が11月20日と21日の2日間に渡っておこなわれた。事前に抽選申込みをした15台のカングーが、千葉県にある一番星ヴィレッジ市原オートキャンプ場に集結。

 今回、イベントの主たるコンセプトを「キャンプをしながらも仕事をする」という「ワーケーション(ワーク+バケーション=ワーケーション)スタイル」に。「仕事」と「休暇」を両立する新しい生活スタイルをアウトドアを通じてまずは体験し、楽しんで貰おうと、ルノーがその環境を用意してくれた。ワーケーションスペースで仕事をしている参加者

 とは言っても、必ずしも仕事をしなくてはならない、というワケではない。家族や一緒に来た友人たちと、ゆったりとした時間を過ごしたりすることができるため、肩肘を張らずに参加できる。通常のキャンプ同様、誰に気を遣うでもなく(もちろん最低限のマナーは遵守)、思い思いのキャンプを楽しめるというのが、このイベントの趣旨でもあるのだ。テントを設営し、各々の時間を楽しむ参加者

カングーで体感するアウトドアと仕事の両立スタイル

 12時に受付を済ませた参加者には、千葉市にあるフレンチレストラン「ラ・カシェット」のスペシャルランチBOX(クラブハウスサンド・ポテトフライ・オニオンリング・スープ・サラダ)が配布された。視角で楽しみ、その後は味覚で堪能ができる、素敵なランチタイムだったことだろう。千葉市にあるフレンチレストラン「ラ・カシェット」が用意したスペシャルランチボックス

 ワーケーションスペースを中心に、何組かの方たちが実際にZoom会議を行っていたり、クライアントにメールをしたり、個々の作業をこなしている姿もちらほら。「普段と違う環境だからこそ仕事がはかどりやすい。そして仕事が終わると、風を感じられる広い草原の中にいるので頭のONとOFFのスイッチの切り替えがしやすいですね」とう声も。また会場内にはワークショップや移動式カングーカフェなども用意され、参加者がゆったりまったり過ごせる環境が整っていた。会場にはカングーカフェショップが開店しブレイクタイムを楽しんでいた

 そういう視点で改めてカングーを見てみると、確かに後席にテーブルはあるから、広いリアシートに腰をかけ、仕事をするためのスペースも確保しやすそう。テントやベットキット、そして電源等さえ積み込めば、どこだって「ワーケーション」ができるというパッケージングの良さも備えている事に気づかされた。カングーのリアシートを利用したリモートワークをしている様子

 夕方からはCANDLE JUNEのキャンドルデコレーションと共に、DJ autoさんによる、カングーのラゲッジスペースをDJブースに仕立てた「DJカングー」でパフォーマンスが披露。参加者は専用のワイヤレスヘッドホンを使い、ソーシャルディスタンスを保ちながら野外のDJパフォーマンスを楽しんでいた。またこのスタイルなら「カングーキャンプ」以外の一般参加キャンパーへの「騒音」にもならない。夕方からはCANDLE JUNEのキャンドルデコレーションとDJ autoさんによるカングーDJが行われた

「ルノー・カングー」のポテンシャルを改めて見返してみる

 最後に少しだけカングーの魅力を触れておこう。なごみ系のスタイリングに広々とした居住空間。バイクを乗せてサーキットに行ったり、サーフボードを載せて海に行ったりと大抵の大きなものが積み込める荷室の積載能力が優れているため、所有者のライフルタイルに合わせた使い方ができる、まさにマルチパーパスなクルマだ。カングーの広々としたラゲッジスペース

 私も過去に編集部のスタッフカーとして、あちらこちらに長距離を移動したことがあるが、1.2リッターターボでも力不足と感じない加速性能と高速巡航性能など必要にして十分のスペック。なにより、ハンドルを切ったときのフレキシブルさがいいのと長い時間を走っていても疲労知らずで、どこまでも遠くに出かけたくなる1台だった。山中湖付近を走行するカングーEDC

 まだまだ続く、コロナ禍だが、withコロナでも生活を楽しむ方法のひとつにワーケーションという手段もありと思った週末だった。コテージや宿泊施設も良いが、家族や仲間とぜひとも味わってみてはいかがだろうか。

「何もかもがオシャレ過ぎる! 当日の模様や参加ユーザー車」

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  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • 1991年生まれの秋田県出身。15歳のときに上京し勉学に勤しむも、高校生時代から東京都内をカメラ片手に自転車に乗って、神出鬼没、車屋巡りをする日々を送る。社会人になり、その時に出入りしていた趣味系自動車雑誌の元編集局長に呼ばれ、交通タイムス社に入社、現在に至る。イタリア車が趣味の中核ではあるものの、クルマに関連する本やミニカーを集めまくる根っからの収集癖おさまらず……。古書書籍、ミニカー、これらの山の中で生活を続けている編集者。
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