パイクスピーク仕様のマシンで奴田原文雄選手がデモランを披露
11月7日~8日、長野県木曽町にある御岳ロープウェイ駐車場およびその取り付け道路で、日本で唯一の公道を使用したヒルクライム競技となる「ALL JAPAN HILL CLIMB FESTIVAL in 御岳 2020」が開催された。
これは「BRIGヒルクライムチャレンジシリーズ最終戦」と「5°ONTAKE SALITA(オンタケ・サリータ)」が併催となっている。当初の予定から準備段階から開催地が変更になったり、イベントの縮小などもあったが、BRIGシリーズが82台、サリータは47台と、非常に多くのエントリーを集めの開催となった。
その参戦を見合わせた後も、このトミーカイラZZの開発は少しずつだが続けられており、コントロール系、制御系などの改善がなされていた。この日のデモンストレーションランの前には首都圏のサーキットで走行チェックをするなどの念の入れようで、この日を迎えた。
「これを来年につなげたいですね。今回のこのヒルクライムイベントには初めて参加しましたが、この御岳のコースはすごくバンピーで、トミーカイラZZの硬い足には少し合わないところもありました。コース自体はすごく楽しかった。ただ、距離が少し短かったですね(SS距離設定は約3.6km)。もう少し長い距離でできたらこちらもデータが取れて良かったんですけどね~」とコメントしてくれた。