新車購入時にしか選べない装備がある
アウトドアユーザーがクルマを購入する際、ラゲッジの広さや走破性などに注目するのは当然だろう。しかし、装備になると意外にノーチェックだったりしないだろうか。じつはアウトドアで活躍してくれそうな装備が設定されていたとしても、新車注文時に選ばないと後付けできない装備もあるから注意が必用なのだ。
また、ディーラーオプションやアクセサリーも、新車購入時なら一括(新車ローン含む)で支払うことができ、運が良ければそのオプション、アクセサリーを値引きの一環として、サービスしてくれるかもしれないのだ。
では、お目当てのアウトドアライフにふさわしいクルマが決まったとして、新車購入時に付けるべき純正装備とはなにか? 装備によっては後付けしにくいものもあるので、ぜひ搭載グレード(またはオプション注文)に注意して選んでほしい。
【AC100Vコンセント】
その筆頭装備が、2モーターの一部ハイブリッドカーに用意されているAC100V/1500Wコンセントだ。これがあると、車内外で1500Wまでのコーヒーメーカー、簡易電子レンジ、照明器具などの家電品が使え、アウトドアライフが一段と快適になる。
装着車の一例としては、プリウス、CH-R、ヴォクシー&ノア、アルファード&ヴェファイア、ステップワゴンのハイブリッドカー、アウトランダーPHEVなどがある(標準装備またはオプション)。
【防水フロアマット&シートカバー】
アウトドアでは雨や泥汚れがつきもの。靴や衣服が汚れることもしばしばだ。ならば、フロアマットは樹脂製のトレイ状のものが、フロアカーペットを汚さずに済むので重宝するし、ラゲッジにも樹脂製の汚れ、水気に強い素材のものを付けておくと安心だ。
もし、防水/撥水シート仕様が用意されているなら、アウトドア派としてはぜひそのグレードを選びたいところ。セレナの場合は、一部グレードにメーカーオプションとして防水シート(ネオソフィール®/パートナー®コンビシート)がある。
また、そうした防水シートがない車種でも、汚れや水に強いシートにする方法はある。ディーラーオプションとして用意されている合成皮革のシートカバーを付ければ良いのだ。