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2020シーズン最終戦、HRE16号車はランキング6位確定【NASCARトラックシリーズ 第23戦】

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: Hattori Racing Enterprises

服部茂章代表率いるHREの16号車、第23戦は12位で完走

「NASCAR(ナスカー)」といえば、アメリカでもっとも人気のある自動車レースのシリーズだが、このナスカーの世界で、唯一の日本人チームオーナーである服部茂章氏が率いる「Hattori Racing Enterprises(HRE)」も長年参戦を続けているチームのひとつ。その中でもこのHREはピックアップトラックで競われる「NASCAR GANDER RV & OUTDOORS TRUCK SERIES(トラックシリーズ)」に挑戦を続け、2018年にはタイトルを獲得しているチームである。「Hattori Racing Enterprises(HRE)」のタンドラ 全23戦で行われるこのトラックシリーズだが、ついに11月6日(金)、その最終戦をアリゾナ州フェニックスにあるフェニックス・レースウェイで開催となった。今シーズンのナスカーは、新型コロナウィルス感染拡大の影響で、シリーズをいったん中断。シリーズ再開後は、すべて無観客開催でのレースとなり、そのレースフォーマットも練習走行も予選セッションもない決勝レースだけを開催となっている。そして、このトラックシリーズ第23戦も同様のフォーマットを採用することとなっている。フェニックス・レースウェイを走るタンドラ HREの「#16 United Rentals TOYOTA TUNDRA」をドライブするのは、このHREで2年目の若手ドライバー、オースティン・ヒル選手。このトラックシリーズは、16戦までの通常戦を終えて、年間チャンピオンを掛けた3ステージ制のプレイオフ戦となっており、もちろんこの最終戦はそのプレイオフ・ファイナルラウンドとなるのだが、残念ながらヒル選手はこの第2ステージで敗退しており、タイトル争いから脱落。しかしHREは、有終の美を飾るべくチーム一丸となり、持てる力を集結させて優勝を目指す。フェニックスのコースはターン1&2が9度、3&4が11度という浅いバンク角のトラック 第23戦「Lucas Oil 150」を開催するフェニックスのコースは、ターン1&2に9度、ターン3&4に11度という浅いバンク角のトラック。きっちりコース幅を使い切れるインラインが有利であり、アウトラインからの追い抜きは難しいという性格を持つ。コーナー曲率が異なるため、どちらのターンにセッティングを合わせるかがチームの戦略となる。第1ステージ・第2ステージが45周、最終ステージ60周の計150周で競うこととなる。12番手で第1ステージを終了のHREチームの♯16タンドラ 決勝グリッド順はシリーズランキングによるクジ引きにより、HRE16号車は、抽選で17番グリッドからのスタートとなった。午後8時にグリーンフラッグが振られ決勝レースがスタートした。ヒル選手は得意のスタートで、すぐに15番手にポジションアップ。さらに4周目までに13番手まで順位を上げると、ここから隊列の中での攻防が続く。ステージ後半には、16号車がタイヤの消耗とともにフロントのグリップが不足する症状が出たもののヒル選手はそれをなんとか抑え込みながら走行を続けて12番手で第1ステージを終了。そのステージブレイクのピット作業でセッティングを大きく変更し、19番手から第2ステージを迎える。ヒル選手の駆るHREチームの16号車タンドラ そして54周目に第2ステージ開始のグリーンフラッグが振られると、HREの16号車は次々と前車をパスし15番手まで順位を上げ、そこからは隊列の中での一進一退の攻防が続く。13番手で第2ステージのチェッカーを受け、最終ステージのため、このステージブレイクでリアサスに大きなセッティング変更を施し、ヒル選手は18番手から最終ステージを迎えることとなった。NASCAR のTRUCK SERIESで2018チャンピオン歴のあるHREチーム

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