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「スイーツ」に「火打ち石」に「炎の色変え」まで! ただでさえ楽しい「たき火」を10倍楽しむ方法6つ

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TEXT: 牛島義之  PHOTO: 牛島義之,AC,アートファイアー,Auto Messe Web編集部

焚き火には、まだまだたくさんの楽しみがある!

 キャンプとは切っても切れないのが「焚き火」。暖を取ったり、炎を眺めて癒やされたり、家族や仲間との団らんを楽しんだり……。でも焚き火には、まだまだたくさんの楽しみ方があります。

 そこで今回は、焚き火を使ったさまざまな“火遊び”を紹介していきましょう。こんな楽しみ方を知ったら、焚き火がもっと魅力的になりますよ!

ファイヤースターターで火おこしも楽しく

 焚き火をおこす場合、まず種火を作りますが、一般的にはライターで着火剤に火を付け、その火を小枝などの焚きつけに移します。そして、その火が安定したら薪をくべていきます。火花を生み出すファイヤースターター

 でも最近は「ファイヤースターター」を使って、火おこし自体を楽しんでいる人が増えています。ファイヤースターターとは、いわば“火打ち石”のようなもので、マグネシウムなどの棒を金属でこすって火花を飛ばす道具です。

 火花から火種を作るためには、ちょっとしたコツが必要なので、それをマスターすることも楽しければ、火花から焚き火を作り出すという醍醐味もまた、楽しみとなっています。

焚き火で焼きマシュマロを堪能

 焚き火の炎を見ているだけでも楽しいですが、それを使ったオヤツ作りも楽しいものです。おすすめは、大人から子どもまで、誰でも簡単に楽しめる「焼きマシュマロ」。アメリカのキャンプでは定番のオヤツです。焼きマシュマロ

 長めの竹串にマシュマロを刺し、焚き火の炎にかざして作るのですが、火に近すぎると焦げてしまうし、遠すぎても上手に焼けません。この焼き加減をマスターするのも楽しさのひとつです。

 焼き上がったマシュマロをチョコレートとビスケットで挟んだ「スモア」も、子どもに大人気なので、ファミリーキャンプならぜひ挑戦してみてください。

日本のトラディショナル スイーツにも挑戦

 アメリカの定番が焼きマシュマロなら、日本の定番はやっぱり「焼きイモ」。焼きマシュマロは比較的強い火を使って焼き上げるのですが、焼きイモは弱火でじっくりが基本。なので、焼きマシュマロを楽しんで、火がおき火になってきたころに焼きイモを始めるといいでしょう。焼きイモ

 おいしい焼きイモ作りのコツは、軽く水をくぐらせたサツマイモをアルミホイルで包み、おき火に投入。あとはまんべんなく火が通るように、定期的にサツマイモを裏返して柔らかくなるまで焼けば完成です。

 焼きイモは、低温でじっくり時間をかけて焼くと甘くなるので、あせらずのんびり楽しみながら焼いていきましょう。

気軽に調理が楽しめる薪ストーブもおすすめ

 焚き火台を使って焚き火を楽しむのが、最近のキャンプの定番になっています。でも「薪ストーブ」も、焚き火台とはまた違った楽しみがあります。

薪ストーブ

 焚き火台と同様、薪をくべて火をおこしますが、火の粉が飛んでこないので服やチェアに穴を開けてしまう心配がありません。天板にゴトクが装備されているものも多く、焚き火での調理がしやすいといったメリットもあります。

 しかし、焚き火のように揺れる炎を眺めにくかったり、本体が大きめで煙突などパーツが多く、収納サイズが大きくなってしまうというデメリットもあります。

 焚き火台にも薪ストーブにも、それぞれメリットとデメリットがあるので、自分のスタイルに合った楽しみ方をしてみてください。

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