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カングーの「魔力」のなせるワザ! キャンプで見かけた「自由人」3組の「うらやましすぎる」楽しみ方

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TEXT: Auto Messe Web編集部 杉本 大輔  PHOTO: Auto Messe Web編集部 米澤 徹、Auto Messe Web編集部 杉本 大輔

長くやっているからこそ辿り着いた、肩肘張らないスタイル

 キャンプ歴、40年以上。いわゆる第1次キャンプブームの少し前に始めて今に至るというオーナー。そもそも四駆とキャンプが好きで、3年前にカングーを買う以前は約20年かけてランドローバー・ディスカバリーを3台乗り継いでいる。

「たまには四駆以外の車もいいかな、と選んだのがカングー。これは家族での移動とキャンプがメインです。他にスズキ・ジムニーを最近買ったのと、マニュアルに乗りたい時用にMINIも持っています。根っからのクルマ好きなんですね。ソロキャンは興味はあるけどやってないです。だからキャンプするなら家族とだからカングーです」。
キャンプ場とルノー・カングー 車内でキャンプの際に重宝する工夫発見。荷台部分にはホームセンターで買ってきた、ステーと棒を使ったお手製ハンガーパイプが奢られる。シートには純正オプションのシートカバーが付いていた。「本当はもう少しカスタマイズもしたいんですけど、そっちは家族の承認が貰えないんです(笑)」。ヘリーハンセンのフリース 外装は荷台にイノーのルーフラックを付けて積載性をさらに上げる。ちなみにクルマと比べて妙に年季が入っているのは、ディスカバリー時代に地元のフリーマーケットで安く買い、ずっと使い続けてきたからだ。

 キャンプ歴が長いのもきっとあるだろう、広げたキャンプギアはシンプル。焚き火台とそれを囲む椅子にウォーターサーバー、そして就寝用のテント。「本当はタープも広げる予定だったけど、風が強いからナシでいいかな、と。今日はそのポールだけを使ってランタンとマグを立てる事にしました」。サーモスのマグカップ「テントは知人が勧めてくれたケシュア製。いわゆるワンタッチ系のテントなんですけど、安くて丈夫なのがいいですね。昔は最近流行のペグ打ちが必要なタイプを買って頑張った時期もありますが、結局手軽な方がいいな、って」。ワンタッチ展開タイプのケシュア製テント

 数年前にセールで買ったというコールマンの「ファイアーディスク」。形が形なだけに少々かさばるが、カングーの収納力なら問題なし。コールマンの「ファイアーディスク」 この日使う薪は「家の近くでたまたま拾ったもの」で間に合わせた。空前のキャンプブームという事もあり、薪の値段はかなり上がっているそうだ。「そのせいか、最近は滅多に捨てられてないけど、今日はラッキーでしたね」。ブームのそれとは違う、恐らく本来のキャンプスタイルがそこにはあった。薪割りナイフと薪

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