ヤナセ福祉車両の仕様ラインアップ
(1)車いすサポート
●フィオレラリフト(昇降リフト装置/イタリア・フォカッチャグループ社製)
車いすのまま乗り降りを可能にする。リフト能力は最大360kg
●フィエルランプ(スロープ装置/スウェーデン・ブラウンアビリティ ヨーロッパ社製)
耐荷重400kg。さまざまなタイプの車いすの乗車が可能
●カロリフト(車いす収納装置/スウェーデン・ブラウンアビリティ ヨーロッパ社製)
●ピラーリフト(車いす収納装置/イタリア・キヴィ社製)
取り付け位置と車いすの重量に合わせてモデル選びができる車いす吊り上げリフト
※セダンやワゴンへの取付の場合は別途改造が必要
(2)乗り降りサポート
●電動補助ステップ(日本製)
車の乗り降りの際にかかる負担を軽減。
●サイドサポート(日本製)
シートへの乗り降りをサポートし、運転席・助手席のどちらにも装着可能
(3)パッセンジャーサポート
●ターンアウト(回転シート/スウェーデン・ブラウンアビリティ ヨーロッパ社製)
●ターニエヴォ(回転シート/スウェーデン・ブラウンアビリティ ヨーロッパ社製)
車の乗り降りの際にかかる負担を軽減
(4)ドライバーアダプテーション(自操式装置:補助装置により、手だけの操作で運転を可能にする)
●アクセルリング&ブレーキレバー(手動運転装置/イタリア・キヴィ社製)
手動運転装置で、リングを押す、または引くことでアクセル操作を行ない、レバーを下げてブレーキ操作を行なうハンドルコントロールシステム
●カロスピードメノックス(手動運転装置/スウェーデン・ブラウンアビリティ ヨーロッパ社製)
レバーでアクセルとブレーキを操作。引くとアクセル、押すとブレーキ操作が可能な手動レバー
●レフトフットアクセレレーター(左アクセル装置/スウェーデン・ブラウンアビリティ ヨーロッパ社製)左足でアクセル・ブレーキ操作を行うことのできる左アクセル装置
●ステアリングデバイス(着脱式片手ハンドル操作ノブ/スウェーデン・ブラウンアビリティ ヨーロッパ社製)
片手でハンドル旋回を可能にする後付けノブ。ノブは着脱式でドライバーに合わせて色や形状が選択可能
●ウインカーレバーエクステンション(日本製)
逆側でウインカー操作を可能にする延長レバー
これからの福祉車両があるべき姿
今後、福祉車両を開発する際は高齢や障害を特別なものとして考えるのではなく、誰もが行きたい所へ、行きたい時に気軽かつ快適に移動する為にはどのようにサポートすればよいのかを考えていく事が重要である。同時に高齢者や障がい者がいる家族も、より充実したカーライフが楽しめるようトータルに考えていかなければならない。
日本では高齢化がさらに進み高齢者ドライバーが増加しており、また障がい者にとってもクルマには尚一層の「やさしさ」が求められている。これからは福祉車両としてではなく、普通に普段使うクルマとして捉えていく必要があるだろう。
現在のクルマ社会は、コネクテッド(Connected)、自動運転(Autonomous)、シェアリング(Sharing)、EVをはじめとする電動化(Electricity)という変化の時代に突入している。それぞれの頭文字を組み合わせ「CASE」と呼ばれるこの最新革新技術が、福祉車両に最優先で採用されるべきであると言える。
[ヤナセ福祉車両及びオフィス清水の詳細について]
https://www.yanase.co.jp/adaptation_vehicles/#section04
https://officeshimizu.jp/