3)アバルト 500
クルマに詳しくない人でも「ルパンの愛車」として知られている先代フィアット500のデザインテイストをそのままに、2007年に登場した新型フィアット500。そのモデルをベースとして、かの有名なアバルトが手掛けたのがアバルト500となる。
ベース車に比べると大きく張り出したバンパーや大きなエアインテークなど、迫力を増す変更を受けていながらも、どことなくかわいらしさも持ち合わせているのが最大の魅力と言っていいだろう。もちろん、動力性能も大きく向上しており、1.4リッターエンジンをターボで加給し、145PS(ベース車)というリッター100PSオーバーを実現している。
なお2017年に行われたマイナーチェンジ後はアバルト595と車名が変更となっているが、初期型の595であれば150万円の予算で購入することも不可能ではないようになってきている。
4)ルノー メガーヌ R.S.【先代型】
ルノーが販売するCセグメントカーとなるメガーヌ。通常であれば5ドアハッチバックが販売の中心となるのだが、こと日本においては最もスポーティーなモデルとなる「ルノースポール」が最量販グレードとなっている。
そんなメガーヌのルノースポールは最もハードなカップシャシーが採用され、当然のようにサスペンションも固められている。また、全幅を拡大したことでトレッドも広がっており、スポーツ性能は圧倒的に向上。エンジンは250PS(初期型)を発生する2リッターターボとホットハッチの不文律を踏襲していた。
またブレンボ製ブレーキやレカロ製バケットシートなど、クルマ好きがニヤリとするブランドのアイテムも備わっており、初期型であれば150万円でも射程圏内となってきたというのは嬉しいところだろう。