シボレー カマロ
ロングノーズ&ショートデッキ好きのアメリカのなかでも真骨頂となるのが、カマロだ。初代には7リッターのV8も積まれていたし、イメージしにくいが4.1リッターの直6の設定もあった。巨大なエンジンを収めるのは大きなエンジンルームが必要と思いきや、余裕はあって、結局、ロングノーズというスタイルが好きなんだなと妙に納得させられる。
シボレー コルベット
こちらもカマロ同様のボンネットの長さ。エンジンのラインアップも含めて似たような感じだが、コルベットのほうがよりスポーティなイメージとなる。ちなみにショートデッキというが、アメ車の場合、ボディサイズが巨大な割にはかなり狭いのも特徴で、ここまで窮屈にしなくてもいいのに、と思うことしきり。車高が低いのも影響しているだろう。
ACコブラ
発祥の地ヨーロッパ、そしてロングノーズ好きのアメリカを見てきたが、折衷モデルも存在する。それがACコブラだ。 コブラともいい、フォード製の7リッターV8を積んだモンスターマシンというイメージだが、もともとACとはACカーズという社名のイギリスにあったスポーツカーメーカー。エンジンは他社製を積んでいて、経営難になったことから、それまで関係していたレーシングドライバーのシェルビーやフォードも関与するようになって、次第にアメリカへと軸足を移していく。ちなみに権利はいろいろと移ったものの、現在も新車は作られている。