3)紙皿・紙コップは重ねて捨てる
軽くて便利な紙皿、紙コップだが、そのままゴミ袋に入れるとすぐにいっぱいになる。
割れにくい食器を用意して汚れたら洗えばいいのだが、今の時代は家族であっても食器の使い回しを避けたほうがよく、紙皿や紙コップならマジックで目印をかけるという利点がある。紙皿、紙コップを使い終わったら、各自が重ねて所定の場所に置き、最後にまとめてゴミ袋に入れればかさばりにくい。
4)生ゴミは水気と空気を抜いて袋に詰める
炊事場はみんなで使う場所なので、細かなゴミが流れないよう底がネットになったゴミ袋(水切りネット、水切り袋)を持っていこう。
自宅で下処理してきた食材をファスナー付きビニール袋で持っていったなら、水切りネットごとしっかり水気を切っておきたい。不要になったファスナー付きビニール袋に入れて空気を抜いて密閉しておけば、さほど臭わず帰りぎわまで保管できる。
5)ゴミはキャンプサイトで分別
ゴミの分別方法は自治体によって異なるので、キャンプ場に引き取ってもらうなら必ず確認を。大抵の場合、びん・缶・ペットボトル・生ゴミ・燃えるゴミ・燃えないゴミに分けるので、折りたたみ式ゴミ箱を複数用意しておきたい。
折りたたみ式ゴミ箱はデザインも容量も様々。好きなものを選べばいいが、風で飛ばされないようペグなどで固定できるもの、倒してもゴミが散らばりにくいふた付きがキャンプでは便利だ。
ゴミの分別が細かくてゴミ箱が足りない場合は、キッチンテーブルなどに袋を留めて風に飛ばされないようしておこう。クリップやロープがあれば結びつけやすいが、これらがなくても落ちている小枝を使えば簡単にフレームにゴミ袋を留められる。
夜間は、ゴミ袋が動物に荒らされないよう車内で保管することも忘れずに。