【日産・ノート】魅力は“e:POWER”だけにあらず
これまた新しい日産ノートは、電動車のe:POWERばかりに目がいってしまいがちだが、実は安全・安心装備も日産最新モデルだけに充実している。ニーエアバッグ、サイドカーテンエアバッグは全車標準で、グレードによってはプロパイロットも付き、さらに軽自動車のデイズに装備して話題を呼んだSOSコールも用意。両親がドライブに出かけた際、家で待つ家族も安心である。
【ダイハツ・ロッキー】あえての「ダイハツ」指名がキモ
両親が運転のしやすいSUVが欲しい……というなら、ダイハツ・ロッキーだ。コンパクトな5ナンバーサイズでSUVならではの高めの見晴らし視界が得られるだけでなく、先進運転支援機能のスマアシはもちろん、サイド&カーテンエアバッグまで標準装備。
ここで、兄弟車のトヨタ・ライズではなく、ダイハツ・ロッキーを薦めるのは、さらにダイハツコネクトの安心機能があるからだ。スマホ接続は必要だが、事故や故障などのもしもの場合のつながる安心とともに、クルマの位置を自宅や出先のスマホで確認できる「見えるマイカー」機能があるからである。これは両親と別々に暮らしていても使える機能だから、お互いに安心である。
以上の、両親に絶対お勧めのクルマのほかにも、全タイプにサイド&カーテンエアバッグが標準装備されている、運転のしやすいクルマとして、ホンダN WGN(オートブレーキホールド機能も)、マツダ3、三菱エクリプスクロス、日産デイズ(SOSコールも)などがある。
そんなわけで、両親に乗ってほしい、ぶつかりにくく、万が一ぶつかっても安心なクルマの一例を紹介してきたけれど、親に相談されるのを待つのではなく、積極的にそうした安全なクルマの情報を届けてあげることが大切だ。歳をとれば、そうした情報もなかなか手元に届きにくくなるからである。