双方に対しての「適正サイズ」がある事を覚えるべし
タイヤとホイールを交換するときに、意外と悩むのがホイールの「リム幅」。
ドレスアップ系のユーザーは「できるだけ太いホイールの方がカッコいい」と思っているようだが、タイヤの幅に対して、どんなリム幅のホイールを選ぶかは、クルマのハンドリング、フットワークを左右する重要な要素なので安易に選ぶのは厳禁だ。
タイヤカタログなどにも記載がある
タイヤメーカーのカタログを見ると、タイヤのサイズごとに適用リムサイズが書かれた表があるので、そこでマッチングを確認することが必要だ。ただ、この適用表に載っているのは、ワンサイズではないというのが困ったところ。例えば245/40-18だと、標準リムは8.5J。しかし同時に8J、9J、9.5Jも適用リムに含まれている。同様に205/55-17だと標準リムは6.5J。その他、5.5J、6J、7J、7.5Jが適用リム。225/50-16だと、標準リムが6.5Jで、6J、7J、7.5J、8Jが適用リムといった具合だ。
このように適用リムがいくつか選べると、ホイールの選択肢も増えるが、悩みも増える。一体どのサイズを選べばいいのか?ホイールのことはホイールメーカーに訊くのが一番なので、ホイールの開発エンジニアに訊いてみた。