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神奈川県警察も活動をサポート! 「下肢障がい者」が再びバイクを運転「パラモトライダー体験走行会」の中身

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

白バイの先導でパラモトライダーが「もう一度バイクに乗る」

 レーシングライダーとして世界で活躍した青木三兄弟の次男となる青木拓磨選手は、1998年に2輪GPマシンのテスト中の事故によって脊髄を損傷し、車いす生活を余儀なくされた。以後4輪ドライバーに転向している。その拓磨選手に再びバイクに乗ってもらおうと「Takuma Ride Again」と題したプロジェクトを昨年スタートさせたのが、その3兄弟の長男・青木宣篤選手と三男・治親選手のふたり。

一般社団法人サイドスタンドプロジェクトの参加者 その活動をきっかけにふたりが立ち上げた一般社団法人サイドスタンドプロジェクト(SSP)は、事故などで障がいを抱えてしまい、2輪車を諦めた人に再びオートバイに乗ってもらうというもの。オートバイに乗る趣味を一緒に楽しんで行けるように応援する非営利支援団体で、今年6月から毎月1回のペースで一般の障がい者を対象とした体験走行会を開催している。

青木3兄弟の長男・青木宣篤選手と三男・治親選手 このパラモトライダー体験走行会では、ハンドシステムなど下半身不随の障がい者でも乗車が可能となる補助システムを搭載したバイクと、ヘルメットからツナギまでライディングギアをすべて用意している。そして、停車時・走行開始時に自立しないバイクを支える数多くのボランティアスタッフが支えることで、障がいを負って、バイクで走ることを諦めてしまった元ライダーたちに、再び走る喜びを取り戻してもらおうとする活動である。

SSPの参加者 これまでの開催場所は、一方通行で事故の危険性の低いクローズド空間のサーキットを使用してきた。だが、5回目の開催となる前回から自動車教習所での開催となり、続くこの6回目も自動車学校で行われた。

補助輪を付けた練習走行

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