当時の人気ブランドでカスタム【BNR32】
同じスカイラインでも、もともとはGTSに乗っていたTサン。それでも密かに抱いていたGT-Rへの憧れを諦められず、手に入れたのが現在の1台前に乗っていたBNR32の標準車だった。購入後はポテンシャルの高さに圧倒され、Rの魅力にどっぷりとハマる。そして遂にはR32最終型のV-specⅡへの乗り換えを決意し、現在に至っているわけだ。
ワンオーナー車だったこちらの個体を購入してからは、レジェンドドライバー長谷見 昌弘サンのファンだったこともありハセミモータースポーツのパーツを収集。ホイールやエアロパーツ、ペダル類には同ブランドのアイテムが装着されている。クルマ自体は4年前にシャシリフレッシュを済ませ、好調を維持。ドライブフィールはノーマルの状態が好みということで、今後は劣化が気になる部分を交換・補修しながら乗り続けていきたいと語ってくれた。
□BNR32 V-specⅡ(1994年式)
□走行距離:5万7000km●ホイール:ハセミモータースポーツ・プロトGT(F/R17×9.0J)
●タイヤ:ブリヂストン・ポテンザRE-71R(245/45R17)
●フロントパイプ/マフラー/インタークーラー:ニスモ
●サスペンション:ハセミモータースポーツ
●外装:ハセミモータースポーツ・各部エアロパーツ
●内装:ハセミモータースポーツ・ペダル
夫婦で大切にする貴重なコンプリートモデル【BNR32】
当時500台限定発売(?)と言われる希少なコンプリートモデル「トミーカイラR」。乗り始めて16年ほどになるというこちらのクルマは、GT-Rを探していたときに奥様が直感的に気に入って購入したという一台だ。以前は通勤にも使用していたそうだが、さすがに走行距離が伸びてしまうので現在は基本的に休日のみに絞ってドライブを楽しんでいる。
走行距離は現在約12万kmで、シートを交換した以外はなるべく当時のモノを使用するようにしているという。今後も維持していけるようにと、メンテナンス費用を奥様が貯金しているというのも素敵なお話。一度はクラッチ不具合が出て、ドライブ先から数百kmを3速ホールドで帰ってきたことも良い思い出だとか。貴重なクルマなのでこれからも大切に乗り続けてください。
□BNR32 Tommykaira R(1994年式)
□走行距離:12万4332km●ホイール:トミーカイラ(F/R17×9.0J)
●タイヤ:ブリヂストン・ポテンザS001(245/40R17)
●タービン/オイルクーラー/エアクリーナー/F-CON V Pro:HKS
●サスペンション:HKS
●クラッチ:ニスモ
●シート:トミーカイラ