【ホイール】
亀裂が入ったり、こすって欠けている場合も溶接で埋めて直すことが可能だ。塗装自体も粉体塗装と呼ばれる特殊なものを施すことができる。
【点火系】
全体をすべてオーバーホールはできないのが痛いところ。できるのはディストリビューターと呼ばれる、各気筒に点火の電気を配分している部品ぐらい。ただ、オリジナルにこだわらなけば何とかなる部分でもある。
【メーター】
メーターは専門のオーバーホール業者があるので、盤面の補修から内部の修理、表示の調整などを行なってもらえる。新品同様にすることが可能だ
【メッキパーツ】
プロのメッキ業者は業販がメインだが、ショップや個人からの少量を受けてくれるところもある。パンパーなどの大物からネジまで、輝きが取り戻せる。
【その他】
機能部品だとウォーターポンブや配線。車内であればウッドパネルやラジオなどもオーバーホールはできる。ただ、今後は職人の高齢化などもあって、オーバーホールできなくなることも考えられるので、旧車の基本である「あとでできると思うな」を肝に命じて、依頼するなら早めにしたほうが良い。