他にも検討すべき「細かい注意点」が意外にある
以上が取り付け可能なホイールを見極めるための5つのポイントだ。ただし、実は他にも細かな注意点がいくつかあるため、最後にそれらをまとめておこう。
【リム形状】
リムの内側に段のついたついた「段リム」や一直線に落ち込んでいく「リバースリム」など、リムの形状にもいくつか種類が存在する。サイズやコンケーブデザインなどのスポーク形状によってはブレーキキャリパーに干渉するなどの場合もあるので注意。
【ハブ径】
センターハブ中央の凸部分の直径は車種によって様々。そのため社外アルミホイールは凸部分を収める穴が大きく作られている。そのまま取り付けただけではホイールをハブボルトのみで支えることになり走行中にハンドルがブレてしまうことも。そのような時にはハブセントリックリング(通称:ハブリング)を取り付けて凸部分をピタッと納めてあげると良いだろう。
【ハブボルト径】
一般的な国産車のハブボルトはM12(直径12mm、旧車だとM10もあり)。ところが輸入車やランクル、新型のレクサスIS・LSなどはM14(直径14mm)が使われている。そのため、ホール数・P.C.Dが同じでも、ボルト穴にボルトが入らない、という事態が起きかねない。
【取材協力】
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