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なぜ関西は「軽自動車」なのか? 西のサーキットでKカーがモテるワケ

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TEXT: 青山義明(AOYAMA Yoshiaki)  PHOTO: 青山義明

年の瀬迫る年末恒例の走行会も大盛況

 京都の軽スポーツカー専門店、NAVIC(ナビック)が12月29日(火)、三重県鈴鹿市にあるモーターランド鈴鹿で2020年最後の走行会「ナビック年忘れマッタリ練習会2020」を行った。これはナビックが定期的に行っている軽自動車オンリーの走行会で、一人1万2000円で一日楽しめる。ナビック年忘れマッタリ練習会2020の集合写真 一日とは言っても、通常ならば30分の走行枠が数回というのが通常だが、この「マッタリ練習会」は、チェッカーフラッグを振らないというコンセプトで、何年も行なっている。チェッカーフラッグを振らないというのは、上級中級初級と自己申告によるクラス分けと、それぞれ20分ずつという走行枠はあるものの、走行を止めないまま、緩やかに走行車両が入れ替わるというコンセプトで行われている。ナビック年忘れマッタリ練習会2020のエントリー車両 セッションを区切ることで発生するインラップ、全コースクリアの確認、アウトラップの時間をカットすることで、より走行に集中できるという。もちろん、これには参加者の意識も必要だが、ここではすでに何年も行なわれており、その意識はきっちりと浸透しているようだ。年末押し迫ったこの日ももちろん大盛況で、参加台数は70台に迫る勢いであった。

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