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「オノ」「ナタ」「ナイフ」! アウトドアの勝敗を分ける「刃物」の選び方

投稿日:

TEXT: 猪狩清十郎  PHOTO: 猪狩清十郎

薪割りから料理まで刃物ごとに「得意分野」がある

 キャンプ、アウトドアで欠かせないナイフというツール。みなさんはどのような基準でナイフを選んでいるでしょうか。荷物に制約のないオートキャンプなら数多くのナイフ類を持ち運べますが、ザックを背負って徒歩でのトレッキングキャンプなら運搬できる荷物・重量は限られ、1本で広範な作業をカバーするマルチパーパスナイフが便利かもしれません。キャンプ、アウトドアで欠かせないナイフ

 キャンプスタイルにもよりますが、どのような作業が発生するのかによって必要なツールは異なります。焚き火の準備をするにも、丸太から薪割りしなければならないのならキャンプ用の手斧(ハンドアックス)では力不足で、それよりも大きなスプリッティングアックスが必要になるでしょう。薪の小割にはハンドアックスかナタ、もしくは大型のフルタングナイフを用いますが、それぞれカバーする作業範囲が異なっているため、なるべく重複しないように揃えると無駄がありません。丸太から薪割りしなければならないのならキャンプ用の手斧(ハンドアックス)では力不足で、それよりも大きなスプリッティングアックスが必要

 斧やナタは薪を割るのには適していますが、薪を短くするにはノコギリのほうが良いでしょう。刃厚5mmもある重く大きなフルタングナイフでも料理はできますが、ブレード厚2mmでわずか46gのオピネルのほうがにスムースに作業をこなしくれるはずです。ガイロープの切断にはビクトリノックスのようなポケットナイフが軽快でしょう。刃厚5mmもある重く大きなフルタングナイフでも料理はできます

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