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「パジェロミニを昔のランクル化」「現行顔の旧型ジムニー」! いま「旧型軽SUV」のカスタムが大流行

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TEXT: 内山 智子  PHOTO: K-STYLE編集部、ジムニースタイル編集部

横バー+エンブレムで今風の顔を演出

 最後は現行ジムニーファンの間でお馴染みのKLC。ジムニー専用ブランド「ヘリテージ」を立ち上げ、ノスタルジックな薫り漂う、シンプルでオシャレなジムニーパーツを多数開発。色を変え、雰囲気を変えた何台ものデモカーを発表し、ジムニーの多様な可能性を見せてくれている。そんなヘリテージが提案するのは、23ジムニーをスタイリッシュに見せてくれるフェイスグリル。

 23ジムニーはどうしてもクロカン系のパーツが多く、オシャレよりはワイルド寄りになりがち。そこで64系のようにシティオフローダーや、タウンクルーズ派でも楽しめる23ジムニーがあってもいいんじゃないか、と開発したのが、このフェイスグリルである。

 ごくシンプルな太めの横バーを配したグリルは、これまでありそうでなかったスタイリング。センターには大きめの純正SUZUKIエンブレム(別売り)を付けることを前提とした、ベースをあらかじめ設定。純正オプションのような自然さで、JB23の四駆っぽい顔付きを、今風にサラリと変えて見せる。

 リフトアップサスペンション轟で約35ミリのリフトアップを施し、ホワイトリボンタイヤにメッキホイールを合わせる。純正バンパーとフェンダーをツヤ消し黒に塗装し、あえてチープでレトロな感じを演出。グリルと足まわりを変えて、一部塗装。ただそれだけなのに、ここまでイメージが変わる。

 新車で海や山をガンガン走るのはちょっとためらうという人でも、価格もこなれてきた23系なら気軽に楽しめる。キレイに磨いてカッコ良く乗る。23系はこれからもっと面白くなりそうだ。

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