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「新型BRZ」ベースの「2021年モデル」がヴェールを脱いだ! 「SUBARU BRZ GT300」のシェイクダウン動画公開

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TEXT: 原田 了(HARADA Ryo)  PHOTO: SUBARU

鋭意開発が進むSUBARU BRZ GT300 2021(プロトタイプ)の走行動画を初公開

 国内で圧倒的な人気を誇るレースシリーズ「AUTOBACS SUPER GT(S-GT)シリーズ」のGT300クラスに参戦を続けてきたSUBARUは本日1月15日(金)に開幕、11月30日(火)に終了予定のVIRTUAL AUTO SALON(バーチャル・オートサロン)に出展、S-GTの2021年シーズン参戦に向けて鋭意開発が進められているSUBARU BRZ GT300 2021(プロトタイプ)の走行動画を初公開しました。

 昨シーズンまでS-GTのGT300クラスを戦ってきた「SUBARU BRZ GT300」は、JAF-GT規格に則って開発された競技車両で、2012年シーズンにデビュー。翌13年の第5戦・鈴鹿で初優勝を飾っています。14年には第5戦の富士で通算2勝目をマーク。15年には井口卓人と山内秀輝のコンビが誕生し、ダンロップ・タイヤを使用する現在のパッケージが始まっています。以後は16年の第6戦・鈴鹿1000km、18年の第6戦・菅生でも優勝。このところセーフティカー(SC)が導入されるタイミングに泣き、また不運なトラブルも重なり、優勝からは遠ざかっていましたが、その速さはライバルも認めるところとなっていました。

 昨年11月に北米で、ベースモデルとなっているSUBARU BRZの新型(2代目)がワールドプレミアされていますが、これを受け、開発中のSUBARU BRZ GT300 2021(プロトタイプ)は新型BRZがベースとなっています。

 シェイクダウンは昨年の12月中旬に行われていましたが、この時は非公開で報道関係者もシャットアウトとされていました。先に公開された写真は、その時に撮影されたもののようで、走行中のカットから井口と山内、2人のレギュラードライバーがステアリングを握っていたことが分かります。

 SUBARUでは「シーズン開幕を楽しみにお待ち頂いているファンの皆様にお届けします」としていますが、新シーズンに向けてのSUBARU MOTORSPORT 2021体制は、2月22日の13:00~16:00に開催されるオンライン・イベントで発表されることになりました。同イベントでは体制発表だけでなく、NEW SUBARU BRZ GT300の2021年マシンカラーリングが初公開されるとともに、そのオンボードでの走行映像も公開される予定になっています。

オンライン・イベントの詳細は
◆SUBARU MOTORSPORT MAGAZINE(https://www.subaru-msm.com/
◆SUBARU MOTORSPORT Twitter(https://twitter.com/subaru_sti_ms
にて順次発表されるので、SUBARUファンは要チェックです。

 バーチャル・オートサロンでは、SUBARU BRZ GT300 2021(プロトタイプ)の走行動画を公開することに加えてSUBARUが参戦しているS-GTや全日本ラリー、86/BRZレースを、2020シーズンダイジェスト動画や参戦車両・参戦ドライバーの画像とともに振り返る企画も用意されています。さらにバーチャルオートサロン開幕に合わせてSUBARUオンラインショップ(https://www.subaruonline.jp/)でもキャンペーンが実施されることになっています。

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  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • 原田 了(HARADA Ryo)
  • ライター。現在の愛車は、SUBARU R1、Honda GB250 クラブマン、Honda Lead 125。クルマに関わる、ありとあらゆることの探訪が趣味。1955年、岡山県倉敷市生まれ。モータースポーツ専門誌の地方通信員として高校時代にレース取材を開始。大学卒業後、就職して同誌の編集部に配属。10年間のサラリーマン生活を経て90年4月からフリーランスに。モータースポーツ関連の執筆に加え、オートキャンプからヒストリックカーイベントまで幅広く取材。現在ではAMWに、主にヒストリー関連コラムを執筆。またライフワークとなった世界中の自動車博物館歴訪を続け、様々な媒体に紹介記事を寄稿している。
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