定番の「ボタン式」
ATシフトカスタムの中でも、特に旧型プリウス(30系)用が人気を集めた「ボタン式」は定着した感がある。純正AT(CVT)レバーの代わりにシフトポジションをダイレクトに選択できるボタンを配置し、スマートなAT(CVT)操作ができるようになるのだ。
代表的なものとして、トムスからはトヨタ車(プリウス、プリウスPHV、ノア/ヴォクシー/エスクァイア)用が、ノブレッセからは 旧型フィット・ハイブリッド(GP5/6型)用が発売されている。
イルミネーションが選べる製品ならカラーコーディネートも美しく統一でき、ナイトシーンのルックスにこだわることも可能。突起のないスマートなコンソールと美しいイルミネーションは、クールなルックスを演出してくれる。
「後付けパドルシフト」も登場
さらにもうひとつ紹介したいATシフトのカスタムが「パドルシフト」の追加だ。ATのマニュアルモードはスポーティな走りが楽しめる人気の機能だが、パドルシフトがあればシフト操作を積極的に行えるようになる。
アルファード/ヴェルファイアやハイエースなどには、ステアリングからダイレクトに操作できる後付けのパドルシフトキットが設定されており、装着すればドライビングの楽しさが増すことは確実だ。
キビキビとスポーティに走りたいときに限らず、下り坂で適切なエンジンブレーキを得るためにも、ステアリングから手を離さずにシフト操作できるパドルシフトはかなり便利。操作性を向上させる実用カスタムとしても、パドルシフトの追加は有効な選択といえるだろう。