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単なる焚き火とは違う! 「炭」のもつ圧倒的なポテンシャルと「活用法」

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TEXT: 大森弘恵  PHOTO: 大森弘恵、Auto Messe Web編集部

炭火はあたたかいけれどテント内では使えない

 炭火を使った暖房器具といえば火鉢。空間全体をあたためる薪ストーブとは違い、冷えた手先をあたためる道具だ。炭火が放つ赤外線により、血液をあたためるので、炎が立つわけではないので手先がじんわり温かくなる。火鉢がなくても調理後のバーベキューコンロで炭をまとめておくと似たような効果を得られるのはご存知の通り。火鉢はテント内使用は控える

 ほかに、木炭ではないが豆炭を使う豆炭あんか、豆炭こたつがある。1個の小さな豆炭で朝までじんわりあたたかさをキープする優れた暖房器具だ。

 ただし、火鉢、豆炭あんか、豆炭こたつは、いずれも狭いテントやシェルター内、車内で使うと一酸化炭素中毒の危険があるし、豆炭あんかは熱に弱い生地を使った寝袋の中に入れるとこげや火災の原因になることも。

 豆炭あんか、火鉢はあくまでも焚き火の補助として使うにとどめておきたい。

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