ロードスターの兄弟車「124スパイダー」はターボ
124スパイダーのベースとなった現行ロードスターの日本仕様には、1.5リッターガソリンNAのソフトトップ、2リッターガソリンNAでメタル製タルガトップのふたつがあるが、いずれもNAエンジンの味にこだわっている。だが124スパイダーは軽快なロードスターソフトトップをセレクトして、ターボエンジンを搭載して登場したのだ。
これにより124スパイダーは「ターボ車らしいピリリとした速さや雰囲気」が満ち満ちたものに仕上げられている。ロードスターにはラグジュアリーな部分を兼ね備えた「ロードスターRF」が追加となり選択肢が増えたが、今までのロードスターとは違う魅力を持つ124スパイダーの登場により、ロードスターファミリーにおける選択肢がさらに増えた点は歓迎できることだった。
冒頭に書いたように124スパイダーの生産は終了しているが、日本では在庫に限られるにせよ新車が買えるようなので(注:執筆時の1月中旬現在)、欲しい人は一刻も早く自分のものにすることを勧めたい。