ビギナーでいきなり全日本選手権もありうる
国内Bを取得すればラリー、ジムカーナ、ダートトライアル、サーキットトライアルなどのJAF公認競技に参戦可能となる。しかも、ルール的には地方選手権はもちろんのこと、いきなり、全日本選手権にも参戦できることから、ラリーに関してもビギナーとはいえ新井敏弘や新井大輝、奴田原文雄らチャンピオン経験者と同じフィールドにチャレンジできるわけだ。ラリー競技の親密性とも言えるだろう。
だが、マシンにもそれなりの準備が必要なうえ、完走するだけでも高いスキルが求められることから、やはり、地方のラリークラブが主催する練習会やクローズド競技、さらに地方競技、準国内競技などのビギナーを対象にしたカテゴリーから経験を重ねていったほうがベターだろう。
いずれにしても国内Bを取得したら、とにかく経験を重ねたいところだが、競技に参戦するためにはマシンや装備などの準備が必要となってくる。その辺りの詳細については、次の機会に解説したい。