「POWERED BY HKS」をコンセプトとしたVRブースを発信!
毎年1月に千葉県の幕張メッセで開催され、日本に限らず世界各国からも多くの来場者が訪れるカスタムカーの祭典「東京オートサロン」。自動車メーカーやカスタマイズパーツメーカーは最新のデモカーや新作パーツを発表するべく準備を進めていたのだが、コロナウィルス感染拡大により残念ながら今年は中止。国内/外の出展企業はもちろん、会場に行く予定を立てていたギャラリーもがっくりと肩を落とすことに。
しかし「バーチャルオートサロン」は当初予定通りに開催されているため、それに合わせて出展各社では独自に自社ホームページなどで展示会などを実施。なかでも注目なのは、最新の映像技術「VR」を用いて高精細な展示空間を再現した「HKSプレミアムサロンオンライン」。当初は東京オートサロン2021会場に設置予定だったブースを、ほぼそのままHKS社屋内に設置するという斬新アイデアだ。
記事より先に「HKSプレミアムサロンオンライン」を体感したい人は(↓)の画像をクリック!
性能と品質を高次元で両立した車高調、ハイパーマックスSシリーズが始動
まずは今年3月から順次発売開始を予定しているのが、車高調の新シリーズ「ハイパーマックスS」。
初の「筑波1分切り」を達成! GRヤリスの潜在能力を引き出すアイテムが続々登場
走行性能の高さに定評があり、今後モータースポーツでの活躍も期待されるGRヤリス。今回のブースには2台のGRヤリスを展示。
もう1台はもうちょっとライトに決めた、ストリートチューン仕様の「HKS DRIVING PERFORMER GR YARIS」。車高調はハイパーマックスSのプロトタイプ、マフラーはブルーの焼き色が目を引く「スーパーターボマフラー」をセットアップ。マフラーはすでに発売中の自社製品となり、それ以外の装着パーツも今後市販化に向けて開発を進めているものばかり。
スーパーターボマフラーは排気効率を重視したフルストレート構造で、タービン交換などのパワーアップにも対応。テールエンドの内部に設けたスリットはHKS独自の消音技術。このスリットが空気の摩擦振動を抑え、車種により1~2dBの消音効果がある。
また見た目だけでなく機能性も追求したエアロパーツも開発中。ダウンフォースを発生させるために空力性能を考えたデザインとなり、特にフロントバンパーの側面に装着したカナードは小さな部品ながら地面に押さえつける力が向上する効果的なアイテム。そのカナードやウイングなど、部分的にカーボンを採用することでレーシーなビジュアルに仕上げている。
GRヤリス以外では、今後HKSが商品開発に力を入れていく新型レヴォーグも展示。昨年11月に発売を開始したばかりのモデルだが、早くもスーパーターボマフラーなど数多くの試作パーツでコーディネート。
最新規格に対応した、クルマの性能を最大限に引き出すエンジンオイル
レーシングマシンにも採用される、カラフルなパッケージでもおなじみの「HKSスーパーオイルプレミアム」。ストリートメインのチューニングカーからハードな走りを繰り広げる競技車両まで、多くのユーザーが愛用している高品質なエンジンオイルである。
最新技術を投入して目指すは「600馬力・リッター20キロ」! 出力と燃費を高次元で両立させた新世代RB26エンジン
HKSの新たな試みとして、「名機」と呼ばれるエンジンを最新の技術で未来を見据えたスペックに蘇らせる「アドバンスドヘリテージ」を始動。すでに生産を終えたエンジンは部品の供給が停止するなど維持するのが困難なケースに陥るが、今後HKSが開発するヘリテージパーツにより安心して長く使うことができ、なおかつパワーアップだけでなく環境にも配慮したエンジンへと進化できる旧車ファン待望のプログラムだ。第1弾はR32~R34系スカイラインGT-Rに採用された、RB26DETT。
注目のポイントは、F1マシンにも採用されるプレチャンバの採用。プラグの先端に小さな穴が開いたカバーを設置し、混合気に点火するとプレチャンバ先端に設けられたオリフィスからガスバーナーのような激しい火を噴出させ、混合気を急速に燃焼。出力と燃費を大きく向上させるシステムとなっている。
HKSのオンラインショップで最新グッズをゲットしよう
東京オートサロンは中止となったが、HKSはVR技術を駆使したブースを用意してユーザーが高い満足度を得られるように配慮した。しかし行く予定だった人の中には、グッズなどのお買い物目当てでブースに立ち寄ろうと思っていた人も多かったはず。そんなあなたにオススメしたいのが、HKSのオンラインショップ「HKSゲートオンライン」。
開発者での「生の声」が聞けるYouTubeチャンネルも必見!
HKSプレミアムサロンオンラインで発表した車両や商品は、同社の公式YouTubeチャンネルでも紹介。デモカーのプロジェクトリーダーや各商品の担当者が、こだわりや開発秘話などを詳しく解説している。インタビュアーは先述のGRヤリス筑波サーキット1分切りを達成した立役者である、人気レーシングドライバーの谷口信輝氏。なかなか聞くことができない開発者のリアルな声は、商品を選ぶ上で非常に参考になるだろう。気になる人は下の画像からチェックして欲しい。
なお、この動画の続きはHKSのオフィシャルYouTubeチャンネルにて順次公開予定。気になる人は是非ともチャンネル登録をして、続きもチェックして欲しい!
【詳しくはこちら】
HKS(エッチ・ケー・エス)
https://www.hks-power.co.jp