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気楽に付けると「頭直撃」の悲劇も! いま流行のセルフ「ドライブ映像」の正しい撮り方とは

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

カメラを固定する場所と方法

 続いては取り付け場所と方法を説明しよう。ロールケージや左右のピラーを繋ぐ補強バーが入っていればそこへ、補強バーを付けていなければホームセンターなどで売られている家庭用の突っ張り棒を用意して、クランプ式の取付器具で固定するのがベストだろう。ロールバーや突っ張り棒へクランプ式の取付器具で固定するのがオススメ

 カメラの画角としては、わりと正面気味でドライバーの肩越しにインパネやフロントガラス全体が映るようなアングルになる。実際の車載動画_その1 それ以外で定番なのは運転席と反対側のリヤガラスか、ハッチバックのクルマならリヤゲートのガラス。吸盤式のマウントがいくつも販売されており、カメラの重さでブレたり外れたりしないよう、吸着力の強いタイプを選ぶのがセオリーだ。運転席と反対側のリヤガラスか、ハッチバックのクルマならリヤゲートに固定するのもオススメ

 また角度の調整幅が大きいほどアングルの自由度も上がるため、可動部分の数や広さも購入前にチェックしてみよう。固定する器具は、角度の調整幅が大きいほどアングルの自由度も上がる

 オススメしないのはドライバーが入らないダッシュボードやヘルメット、そして車外はタイヤの切れ角など斬新な映像が撮影できるものの、接触などで脱落し他のクルマを事故に巻き込む可能性がある。車外はタイヤの切れ角など斬新な映像が撮影できるものの、接触などで脱落し他のクルマを事故に巻き込む可能性がある

カメラを固定する時の注意点

 車内に取り付ける際もクランプや吸盤だけに頼らず、走行中に外れないよう布テープなどで補強するのがベスト。確率は低いかもしれないけど万が一カメラが外れ、ドライバーに当たったりペダルの下に潜り込んだりしたら、大きな事故に繋がってしまうかもしれない。過去に左リヤのガラスに取り付けていた車載カメラが、クラッシュした瞬間に外れてフロントまで飛んでいき、ヘルメットを直撃した映像を見たことがある。 車内に取り付ける際もクランプや吸盤だけに頼らず、走行中に外れないよう布テープなどで補強するのがベスト

撮り損ねに気を付けよう

 最後に基本中の基本といえる注意点を。バッテリーをカメラに入れ忘れていないか、記録メディアの容量は十分に残っているか、録画ボタンを押し忘れていないかも確認。テクニックの向上やタイムアップに役立てるためにも、車載カメラ選びと取り付け場所&方法は慎重に!バッテリーをカメラに入れ忘れていないか、記録メディアの容量は十分に残っているか、録画ボタンを押し忘れていないかも確認する

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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