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「見えない場所」を見るクルマ! 本気で事故ゼロを目指す「レヴォーグ」の装備が素晴らしかった

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TEXT: 会田 肇  PHOTO: SUBARU

駐車時の安全性も向上

 また、この視界拡張テクノロジーでは周辺をカメラでチェックできる「デジタルマルチビューモニター」を搭載した。カメラはフロント/サイド/リアに計4つ搭載され、ここで捉えた映像をダッシュボード中央のマルチファンクションディスプレイに表示する。これによって車両周囲を360度にわたって監視できるのだ。新型レヴォーグの「デジタルマルチビューモニター」

 特に便利なのが駐車枠に入れるときで、上から俯瞰して車両位置を確認できるのでより正確に駐車枠に収められる。また、左サイドの見通しも効くようになり、たとえば左側に縁石や側溝などがあってもギリギリまで寄せられるようにもなるのだ。最近は搭載車が増えているこの機能だが、今や日常で役立つ重要な機能と言えるだろう。駐車時に便利な「デジタルマルチビューモニター」の映像

運転に集中するための機能

 ほかにも新型レヴォーグにはドライバーの死角を確保する機能は数多く搭載されている。「アイサイトアシストモニター」はアイサイトの作動状況を視線移動なしに確認できる機能で、フロントウインドウ下部にLEDライトを反射させて表示する。新型レヴォーグの「アイサイトアシストモニター」発光部分

 ヘッドライトはステアリングと連動して進行方向を照らすだけでなく、ハイビーム状態であっても先行車や対向車の部分だけをマスキングして前方を照らす「アレイ式アダプティブドライビングビーム」を搭載した。細かなところでは「リバース連動ミラー」「自動防眩ルームミラー」なども搭載され、きめ細かくドライバーの視界をサポートしているのだ。新型レヴォーグに搭載される「アレイ式アダプティブドライビングビーム」

走りと安全性で高い評価

 こうした状況を鑑みれば、いかに新型レヴォーグがドライバーの視界に気を遣っているかがわかるだろう。高齢になるといくら自分で気を付けてもミスは自ずと増えてくる。そうした状況下でも視界をサポートすることで事故リスクの低減が期待できる。新型レヴォーグはその走りも高い評価を得ているが、その一方で安全性においても今もっとも先進的で高い実用性を備えたクルマと言っていいだろう。走りと安全性の高さで評価される新型レヴォーグ

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