サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

「メスティン」「シェラカップ」「スキレット」! キャンプで他を圧倒する「調理道具」10個

これさえあればアウトドアでの調理は完璧

 キャンプ飯に欠かせないアウトドア用の調理器具。特徴としてコンパクトに収納できたり、直火可能で汚れ落ちが良いなどキャンプシーンに適したアイテムですが、最近では自宅でもアウトドア気分が楽しめると注目を浴びています。そこで代表的なアウトドア用調理器具を10個ご紹介しましょう。

【クッカーセット】

 いつくもの鍋やフライパンなどの調理器具が、マトリョーシカのように1つに収納されたギア。軽量かつコンパクトなため収納にも便利。筆者が使っているスノーピークのフィールドクッカーは、すでに30年程使い込んでいますが今だ一軍選手として活躍中です。

 ほかにもケトルやザル、カトラリー、コップなどが1つに入るものがあったり、これさえあればさまざまな料理が楽しめます。

【ホットサンドクッカー】

 食パンに好きな具材を挟んで焼き上げる“ホットサンドイッチ”が簡単に作れるギア。写真のように表面に焼印ができるものや、食パン1枚で三角型に作れるものなど種類が豊富なのも魅力のひとつ。

 2枚のプレートをそれぞれフライパンのように活用したり、玉子焼きや肉まんなど変わり種を楽しめるアイテムとして注目を浴びています。

【飯ごう・メスティン】

 蓋で密閉することで圧力がかかり、美味しいご飯が炊き上がるアルミ製のクッカー。メスティンは飯ごうを英語呼びしたものですが、一般的にスウェーデンのトランギア社が製作したものを指します。最近では100円ショップのダイソーから販売されたメスティンも話題となりました。

 深さがあるため内部に食材やカトラリーなどを入れて持ち運ぶことも可能で、ご飯以外にもパスタやシチューなど幅広い料理が楽しめます。

【スキレット】

 厚みがある鋳鉄製のフライパンで、熱伝導率と蓄熱性に優れたギア。食材にゆっくりと均一に熱が入り、旨味を最大限に引き出してくれます。

 メンテナンスとして食材をくっつきにくく錆びにくくさせるためにシーズニング(熱を入れ油をなじませる作業)が必要ですが、定期的に手入れすれば一生モノとして重宝することでしょう。

【パーコレーター】

 フィルターいらずでコーヒーが楽しめるパーコレーター。その手軽さと頑丈さからアウトドアシーンでよく使われています。

 作り方は、ケトル(やかん)に分量の水を沸かし、バケット(ろ過器)にコーヒー粉を入れて蓋をし、弱火にかけ、てっぺんの透明ノブから見えるお湯の色合いで抽出加減を判断します。

【ダッチオーブン】

 重厚感があり蓄熱性と保温性に優れた万能鍋。焼く、煮る、蒸す、燻す、揚げる、炊くなど1台で何役もこなしてくれる心強いアイテムです。

 一般的には鋳鉄製でシーズニングが必要ですが、ステンレス製でシーズニング不要の手軽なダッチオーブンも増えてきました。

【鉄板】

 バーベキューの定番アイテムでもある鉄板。ソロキャンパーを筆頭に注目を浴びているのが、ミニサイズでコンパクトなソロ用プレート。厚さは極薄から極厚まで数ミリ単位で販売されていますが、厚さがあるほうがムラなく均一に熱を通してくれます。

【シェラカップ】

 皿、コップ、計量カップ、焼く、沸かす、炊くなどマルチに活躍してくれるシェラカップ。素材によって火にかけられないものもありますが、重ねて収納できるのでかさばらず、ハンドルを引っ掛けて乾かすことが可能です。

【バーナー】

 調理に欠かせない熱源となるもの。名称はいろいろとありますが、コンロの役割を果たすシングルバーナー、コンパクトバーナー、ツーバーナー、ストーブなど。食材を炙ったり薪炭に火をつけるガスバーナー、トーチと呼ばれるものなど、これらもキャンプでは欠かせないギアです。

【キッチンツールセット】

 意外とかさばりがちなキッチンツールがセットになっているもの。写真は「WAQ」のマルチクッキングツールで、ターナー、ミートフォーク、ワインオープナーなどが1つにまとまりケースに収納可能。

 ほかにもお玉やカトラリーなど一式セットになり、持ち運びやすいケースに収納されているものなどあるのでぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

モバイルバージョンを終了