企画展も興味深いエンツォ・フェラーリ生誕の地の博物館
一方のムゼオ・カーサ・エンツォ・フェラーリ・モデナですが、先にも触れたように、大きなホールでは数多くの企画展が開催されてきました。
2013年に訪れた時のF1に関する企画展ではフェラーリはもちろんのこと、ロータスやウイリアムズ、ポルシェ、メルセデス・ベンツ、アルファ・ロメオ、ランチア、マセラーティといったメジャーなクルマは言うまでもなく、テクノやミナルディといった“弱小”チームの車両も展示されていて、個人的なコレクションを増やすことができました。
先に触れたお土産ではないのですが、このムゼオ・カーサ・エンツォ・フェラーリ・モデナには、フェラーリのF1マシンにならった筐体を持つドライビングシミュレーターが設置してありました。訪ねた時にあれば、これがまたお奨めものです。
ちなみに、ムゼオ・カーサ・エンツォ・フェラーリ・モデナはムゼオ ・フェラーリ・マラネッロからクルマで30分足らずの至近距離にあります。また2つの博物館それぞれで入場券を購入するよりも、割引となる両館共通入館券も発売されていました。
マラネッロとモデナ。フェラリスタにとっては聖地となる2つの博物館でゆったりとした1日を過ごすのは最高の贅沢ではないでしょうか? コロナ禍が収束したら、是非とも訪れてほしい(自分自身もまた訪れたい)博物館です。