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「寝袋」が快眠を左右する! 妥協厳禁のシュラフ選びとは

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: Auto Messe Web編集部、コールマン、Photo AC

使用温度も必ずチェック!

 そしてイチバン重要なのが対応する温度である。大半のシュラフには「快適使用温度」と「限界使用温度」が明記されており、快適使用温度とは「この温度までなら暖かく快適に眠ることが可能」の目安で、限界使用温度は「推奨はしないが工夫しだいでこの温度までは使用できる」ということ。 大まかな基準としては夏は10度くらい、冬であれば少なくともマイナス5度以下が望ましく、3シーズン用は5度~マイナス5度なら問題ないはずだ。最初は夏用または3シーズン用でキャンプの経験を積み、寒い時期のキャンプに挑戦するタイミングで冬用を追加、というのがムダのないスリーピングバッグの買い方だと思われる。保険としてシュラフに入れるカイロや、アウトドア用の湯たんぽなどを用意すればさらに安心だろう(低温やけどに注意)。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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