国産車における「旧車」と「古いクルマ」の境目とは
最後にただの古いクルマと価値が出ている旧車との境目はあるのかというと、基本的にはなくて、古い点が評価されて市場価値が付く状態となるのが基準になるようには思う。先のイギリスの話は別として、国産であれば1970年代までで、1980年代から1990年代前半だと「ネオヒストリック」といった感じだ。ちなみにネオヒストリックには、ヒストリックが付くがネオ旧車というのもしっくりこないからこう呼んでいるような気はする。
ただ、日本クラッシック協会によると、レース規定ではあるが「1975年までに生産された車両およびその同型車に限り1979年までに生産された車両」とあって、納得できる基準と言っていいのではなだろうか。ほかの旧車イベントの参加基準もだいたいこのあたりになる。