テーブルを替えて、食事の環境を楽しくしてみよう!
普段食べ慣れている料理でも、アウトドアで食べるとおいしく感じるという人はたくさんいます。やはり環境が変わると、料理もひと味おいしくなるのです。
それと同じで、キャンプのコーディネートを少し変えるだけで、アウトドア料理はけっこうおいしくなるものです。そのひとつが「テーブル」。普段使っている折りたたみテーブルやロールテーブルも、そろそろ飽きてきたなぁと感じたら、思いきって替えてみてはどうでしょう?
では、どんなテーブルがアウトドア料理をおいしくしてくれるのか、おすすめのチェアと合わせて紹介していくことにしましょう。
シーンに合わせてテーブルを選んでみよう!
天然木ならではの温かみがある「ウッドテーブル」
軽くて持ち運びやすかったり、手入れがしやすい化粧合板製やアルミ製のテーブルは人気がありますが、質感がちょっと無機的な感じがしてしまいます。そこで注目したいのがウッドテーブルです。
ウッドテーブルには、天然木ならではの温かみがあるので、料理を置くだけで印象を変えてくれます。いわゆる“SNS映えする”というヤツですね。重量は少々重いですが、最近人気があるテーブルです。
おしゃれで華やぐ「デザイン天板テーブル」
アウトドアテーブルによく見られる折りたたみ式のモデルに採用されているのが、オシャレなデザインがプリントされた「デザイン天板テーブル」。単一な色味ではないので、テーブルまわりが華やぎます。
食器や料理がちょっと地味かな? と思っても、オシャレな天板が食卓を賑やかにしてくれるので、ディナータイムが盛り上がるかもしれませんね。
焚き火料理には欠かせない「囲炉裏テーブル」
肉や魚を焼いたり、お鍋を火にかけたりと、焚き火で調理をしながら食事をするなら、この「囲炉裏テーブル」。正面にテーブルを置きながら焚き火も囲めるという、とても便利なテーブルです。子どもが焚き火に近づきすぎるのを防止する“焚き火ガード”としても重宝します。
ただし焚き火に近いので、風向きによってはプラスチック製の食器が変形してしまったり、金属製の食器が熱くなってしまうことがあるので注意する必要があります。
熱い鍋も載せられる「スチールメッシュテーブル」
近年人気の高いテーブルが「スチールメッシュテーブル」。天板にスチール製のメッシュ素材を採用したテーブルです。スチール製なので、アツアツのダッチオーブンやスキレットを直接置いても大丈夫。耐荷重も高いのでクーラースタンドなどにも使用できます。
大きめのサイズもありますが、コンパクトサイズが主流なので、ソロキャンプやペアキャンプに向き。ファミリーキャンプなどでは、サイドテーブルにも適しています。
チェアを変えればさらに食事が楽しくなる
くつろぎの時間も演出する「ローチェア」
一般的なハイスタイルのチェアと違って、座面を少し低めに設計しているのが「ローチェア」です。ソファと同じくらいの高さなので、くつろぎながら食事が楽しめます。ローテーブルを使うなら、チェアはもちろんこれになります。
小さな子どもでも地面にきちんと足が届くので、正しい姿勢で食事ができるのもまた、ローチェアのいいところ。料理のお手伝いや工作などを楽しむ場合にもおすすめです。
親子で一緒に食事をするなら「背もたれ付きベンチ」
小さな子どもはチェアにひとりで座らせていると、転倒することもありちょっと心配です。そこで親子一緒にベンチに座って食事をすれば、転倒させてしまうリスクも減らせるし、子どもも楽しく食事ができます。
もちろん食事だけでなく、リラックスタイムにも最適。座面が広いので、大柄な人でもゆったり座ることができます。
ファミリーキャンプならこんなスタイルもアリ!
小さな子どもがいるなら「ハイブリッドスタイル」
小さな子どもがいると、大人は席にジッと座っていられないものです。立ったり座ったりする回数も増えるので、テーブル&チェアはハイスタイルのほうが便利です。
しかし子どもの場合は、ハイスタイルだと足が地面に届かないので体が安定せず、食事がしにくくなってしまいます。やはり足つきがよく、食事がしやすいロースタイルのほうが適しています。
そこでおすすめしたいのが、ハイスタイルとロースタイルを組み合わせた「ハイブリッドスタイル」です。大人はハイスタイル、子どもはロースタイルのリビングにすることで、どちらも最適な姿勢で食事ができます。
卓上BBQを楽しむときもハイテーブルにBBQグリルを置けば、子どもが誤ってグリルに触れてヤケドをしてしまう心配もありません。このようにテーブルやチェアを変えるだけで、今までの食事がもっと素敵になるかもしれませんね!