トヨタMR-S
それはMR-Sです。MR-SはMR2の後継として生まれた2シーターのミッドシップオープンモデルです。MR2が過激なスポーツモデルだったのに対し、MR-Sはミッドシップというレイアウトは踏襲しつつ、ライトウエイトスポーツをねらったモデルでした。価格帯もセリカと同程度となっています。
日産スカイラインクーペ&フェアレディZ
日産で「買い得車」と言えるスポーティカーは、2000年代前半のスカイラインクーペとフェアレディZでしょう。
いずれも3.5リットルエンジンを積む、パワフル系モデルです。ご存じのようにクルマは初度登録から13年を超えると税金が15%上積みされて高くなります。
3.5リットルエンジンを積むモデルの自動車税は5万8000円とそもそもが高く、13年を超えて増税後は6万6700円にもなります。さらに重量税も上がります。大きなエンジンで重いクルマは税金が高くなるので、敬遠されがちですが、50万円前後でこのクラスが買えてしまうのはやはりお得感にあふれています。
そのほかにも三菱のGTOやFTO、ホンダCR-Zといったモデルも買い得なプライスで販売されていることが多いモデルです。車齢13年超は税金は高くなるものの、車両本体価格でそれをカバーできるようなクルマなら、意外とコストをかけずに乗ることも可能。そうしたカーライフもまた、楽しいものです。
ちなみに筆者のクルマはなんてことはないファミリーワゴンですが、すでに車齢27年目に突入しています。