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現地で「オロオロ」しがちなキャンプ初心者! これだけは押さえておきた9つの基礎知識

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TEXT: 大森弘恵  PHOTO: 大森弘恵、Auto Messe Web編集部

キャンプサイトをつくる

 場所が決まったらテントとタープをたてて、キャンプサイトを設営。持っていく道具の量によるが、はじめてのキャンプならすべてを整えるまでに1.5時間ほどみておきたい。ワークショップなどの予約をいれるなら、途中で放り出さないよう2時間後にしておくと安心。場所決めが終わったらテントの設営

【事前に確認ポイント】
 近くにデイキャンプができる施設があるなら、一度テントとタープ、バーナーを出して練習をしておきたい。万一、不良品がだった場合は交換してもらい、予約日に間に合わないようならレンタルの手配を。タープは事前に張る練習をしておいた方が無難だ

 雨の日は最初にタープをたてておくと、濡れない場所ができるので作業がはかどる。調理にも、いざというときの消火にも役立つのでジャグへの水くみは最初にしておきたいところ。サイト内で分別できるよう、ゴミ袋の準備も忘れずに。

明るいうちに夜の準備

 はじめてのキャンプで不安なことは、ランタンとバーナーの使い方と焚き火だろう。日が落ちて寒くなってからでは焦っていまくいかず、時間だけが過ぎていく。明るいうちにバーナーとランタンの燃料を取り付け、ランタンの場合はマントルの空焼きまでやっておこう。買ってきたばかりの場合、バッテリーランタンに乾電池が付属していないことも。自宅で確認するのがベストだが、キャンプ場で箱を開けるなら早めに確認。ランタンなどの火を使うものであれば、明るいうちに準備をしておきたい

【事前に確認ポイント】
 乾電池やライター、ランタンとバーナーの燃料、ランタンのマントルが十分か確認。とくに乾電池とマントルは種類が豊富でキャンプ場の売店にはない場合もある。薪や焚付の準備も明るいうちに。鉈で小薪を作って、あとは薪をいれて火を付けるだけというところまで用意しておこう。薪や焚付の準備も明るいうちにしておこう

水をくんで夕食の準備

 炊飯に必要な時間は、吸水20〜40分+火にかけるのは約15分+蒸らし15分。炭火でBBQをする場合、火がつくのはすぐでも、調理向きの熾になるまで時間がかかる。天候や炭の量、状態に左右されるが、着火から20〜30分ほどかかる。着火からお湯が沸くまで時間がかかるため、はやめに準備をしておきたい

 そのためだろう、キャンプ場を見回すと、5時すぎからぼちぼち準備をはじめ、6時30分ごろから夕食をはじめるキャンパーが多い。

 普段の食事が8時であれば、6時30分や7時の夕食は早すぎるように思えるが、キャンプ場は9〜10時が消灯。それまでに汚れた食器と鍋を洗うか、せめて水に漬けて車内にいれておきたい。片付けを終わらせたいので7時30分には食事をはじめておきたいところだ。

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