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今年は「ラリーカー」と「ル・マンカー」を特別展示! クラシックカーの祭典「オートモビルカウンシル」4/9(金)〜11(日)幕張メッセにて開催

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TEXT: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)  PHOTO: photo=CG Archive、Auto Messe Web編集部

往年の名車を展示&販売

 2016年より開催されている「オートモビルカウンシル」が2021年4月9日から11日の3日間、千葉県・幕張メッセにて行われる。「時代を進めたラリーカーの戦闘美」をテーマに、主催者はヘリテージカー・ファン垂涎の4台に加え、特別展示では「マツダ、ルマン優勝までの軌跡」が決定し、3台のル・マンカーが展示されるという。

 本イベントには例年どおり自動車メーカーが所有する名車の展示やクラシックカー専売店も出展。1つの会場で多くの実車を見ながら購入することができる、日本でも数少ないイベントだ。国内外の往年の名車が展示・販売されることから多くのクラシックカー好きが来場する。

 今回のテーマとなる展示車両はランチア・フルヴィア・クーペ 1.6HF、ランチア・ストラトス HF Gr.4、フィアット・アバルト 131ラリー、ランチア・ラリー 037 エボリューション2の4台。普段は滅多に目にすることのできない希少なマシンを会場では穴があくほどじっくり見られるだろう。この機会に4台の美しさを目の当たりにしてほしい。

特別展示テーマ「マツダ、ルマン優勝までの軌跡」

 そして、2021年は日本車初のルマン24時間レース制覇を長い挑戦の果てに成し遂げたマツダの総合優勝から30年の節目を迎える。その功績を讃え、1991年マツダ787B、1985年マツダ737C、1982年マツダ・サバンナRX-7 254が特別に展示される。こちらも会場で実車を確認してほしい。1991年に総合優勝を果たしたマツダ・787B

 また、会期中の目玉として主催者は展示車両のほかに、協賛社によるタイアッププロモーションが決定。ほかにも例年通り、ヘリテージカーの販売や自動車関連グッズの販売も行う。クルマ好きなら1度は足を運んでおきたいイベントだ。オートモビルカウンシル2020の様子

前売りチケットは販売中/オンライン有料展示会も併催予定

 気になる入場だが4月9日のみ前売り券が4500円、当日券が5000円となる。4月10日・11日は前売りが2500円/当日は3000円。また、昨年に引き続き今年も、遠方からの来場が難しい方には嬉しい施策として「AUTOMOBILE COUNCIL 2021 Virtual Mall」を行う。

 これは、実際の展示会と並行して開催するオンラインによる有料展示会で、会期初日のようすを専門家が動画でリポートするというもの。その模様は、土曜日と日曜日の2日間に「AUTOMOBILE COUNCIL」の公式ホームページに有料で公開される予定だ。観覧方法等詳細は、後日公式webサイトで発表される。

 なお、今後の状況によっては変更の可能性もあるためホームページをチェックして頂きたい。

【詳しくはこちら】
https://automobile-council.com/events/ac2021/

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  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • 1991年生まれの秋田県出身。15歳のときに上京し勉学に勤しむも、高校生時代から東京都内をカメラ片手に自転車に乗って、神出鬼没、車屋巡りをする日々を送る。社会人になり、その時に出入りしていた趣味系自動車雑誌の元編集局長に呼ばれ、交通タイムス社に入社、現在に至る。イタリア車が趣味の中核ではあるものの、クルマに関連する本やミニカーを集めまくる根っからの収集癖おさまらず……。古書書籍、ミニカー、これらの山の中で生活を続けている編集者。
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