普段の生活に必要不可欠! 「N for Life」な4車種にクローズアップ
「NEW NEXT NIPPON NORIMONO」。これはホンダが新しい次の乗り物を作るという強い決意である。それぞれのワードの頭文字「N」を用いて、2011年から軽自動車・Nシリーズの展開をスタートしたのは今も記憶に新しい。2代目のN-BOXが登場した2017年には、「N for Life」という新たなコミュニケーションワードを発表。軽量化と高剛性を両立させ、なおかつこれからの時代に必要となる予防安全性能を十分に発揮できる2世代目のプラットフォームを核に、現在はN-BOX、N-VAN、N-WGN、N-ONEの4車種を展開している。
現在のNシリーズは日本の生活を豊かにし、いい暮らしを作るという思いを込めて各車種に特徴を持たせている。新プラットフォームを引っさげて2017年にフルモデルチェンジしたN-BOXは、子育て真っ只中のファミリー層に。2018年に登場したN-VANは日本で働く人たちの生活を支えるために。2019年にデビューした2代目N-WGNは老若男女を問わず、通勤や通学など毎日クルマを使う人のために。そして昨年11月に発売開始したばかりの2代目N-ONEは、運転する楽しさや喜びを味わいたい人のために。
今回はそれぞれに大きな特色や魅力を持った、現行型のNシリーズ4車種にスポットを当ててご紹介。改めて「N」の良さを知って頂きたい。
【N-BOX】魅力的なパッケージングが奏功、ホンダ初の4年連続首位を達成
シリーズ合計で2020年の新車販売台数(登録車含む)第1位を獲得した2代目N-BOX。新車販売台数はホンダとして初の4年連続、さらに軽自動車に限った販売台数では6年連続で首位を獲得と、まさに軽自動車界をリードする1台であることは言うまでもない。
多くのユーザーから支持される要因としては、2世代目プラットフォームの採用により、クルマとしての質が大きく向上したこと。燃料タンクを前席の下に設置したホンダ独自のセンタータンクレイアウトの採用で室内高など車内空間が拡大し、助手席のスーパースライド機構を可能にするなど使い勝手も向上。
またボディ剛性の強化によって安定した走りを実現し、初代と比べて大幅に軽量化を図ることで燃費性能にも寄与。そして先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」を全グレードに装備したのは、ホンダの軽自動車としては2代目N-BOXが初。安全性能の高さも多くのユーザーに評価されている。
昨年12月には初のマイナーモデルチェンジを実施。主に「上質さ」という観点で磨きをかけたのが最大の特徴である。N-BOXはフロントバンパーのロアグリルにメッキのバーを配し、ヘッドライトやグリルの形状を刷新。N-BOXカスタムは押し出し感のあるフロントマスクのイメージを継承しつつ、アッパーグリルのメッキに立体感をプラス。新たに追加したグレード、コーディネートスタイルはオシャレな2トーンのボディカラーを設定。
内装も色合いにこだわり、N-BOXはブラウン系、N-BOXカスタムはブラックを基調にマルチボルドーのアクセントを加えてプレミアムな印象を与えている。またカスタムには、ホンダの軽自動車では初となるフル合皮のシートを採用している点も見逃せない。
【N-BOXの公式サイトはコチラ】
https://www.honda.co.jp/Nbox/