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激ムズかと思いきや……? アメリカでキャンプに挑戦したら楽勝だった

海外キャンプの魅力

 豪華なホテルで過ごす優雅な時間も素晴らしいけど、アウトドア好きなら一度は経験したい海外キャンプ。アメリカを例にその魅力とノウハウを解説しよう。多少のハードルはあれどチャレンジする価値は十分にあるだろう。 世界でも屈指のアウトドア大国であるアメリカ。地球の歴史と称されるほど雄大な自然に恵まれており、キャンプやトレッキングはもはや日常のひとコマだ。 主な手段はキャンピングカーとテントで、いずれも違った面白さがあることは言うまでもない。以前、訪ねて行ったアメリカ合衆国カリフォルニア州のジョシュア・ツリー国立公園の風景を交えて、その方法を簡潔にではあるが紹介したい。

キャンピングカーのレンタルは手軽で便利

 まずは日本ではまだ経験していない人も多いであろうキャンピングカー。アメリカには数多くのレンタル会社があり、なかには日本に代理店を持つ企業も存在する。その代表格がエルモンテRVで、日本ですべての予約や支払いが完結するうえ、旅行中はSNSや電話による日本語のサポートも受けられるのだ。 メジャーな空港なら営業所まで無料送迎があり、貸し出す際には装備の使い方などもレクチャーしてくれる。英語が苦手な人でも不安なくレンタルすることができる。おまけに寝具や食器もすべて付属しており、RVパークと呼ばれるキャンピングカー専用のサイトなら、電源や水道を接続してホテル感覚で滞在できてしまうのだ。

 いずれにせよ最初は、それらのセットアップや運転に戸惑うかもしれないが、非日常と快適さを両立できるのがキャンピングカーの魅力だろう。ローカルなスーパーマーケットで食材を揃えて自炊してもよく、面倒になれば近くのレストランにクルマで出かけるのもアリ。キャンプ慣れしていない人や小さな子供がいる家庭は、キャンピングカーのほうが便利かもしれない。

大自然をさらに体感したいのならテント泊

 もうひとつはお馴染みのテント泊だ。コチラの魅力はキャンピングカーを超えるワイルドさ、より自然の素晴らしさを身近に感じられる点だろう。

 イチバンの悩みどころはキャンプ道具をどうするか。ソロで荷物が少ないなら日本でも使っている、自前のギアを持ち込んだほうが気分は上がる。自分の経験からいうと厳選すれば着替えや日用品と併せても、国際線の受託手荷物の許容範囲で十分に間に合っているし、忘れ物があってもよほどの僻地でない限り現地調達できるはずだ。

 大抵はテント・スリーピングバッグ・マット・最低限の食器・シングルバーナー・小型の電気式ランタンで事足り、あえて不便さを楽しむというキャンプ本来のスタイルを海外で経験するのも一興と思われる。もしくは現地で必要なギアをレンタルすることもできる。アメリカ全土に展開するアウトドア店、REI(アールイーアイ)ではキャンプ用品の貸し出しも行っており、最手ぶらで渡米し最寄りの店舗で借りることが可能だ。

 ただし現時点ではオンラインでの予約ができないようなので、現地で英語で電話するレベルの会話力が必要とハードルはやや高いかもしれないが、近年翻訳などはスマホアプリ活用で何とでもなるものだ。

 家族やグループと一緒の旅行ならキャンピングカー、ソロや中~上級者なら最小限のギアを持ち込んでのテント泊が、海外キャンプの第一歩としてベストな手段だと思われる。

 

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