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ダットサン240Z &インプレッサ555展示決定! オートモビルカウンシル2021続報

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TEXT: AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

レーシングマシンが好きなら行っておきたいイベント!

 2016年より開催されている「オートモビルカウンシル」が2021年4月9日から11日の3日間、千葉県・幕張メッセにて行われる。今年は「時代を進めたラリーカーの戦闘美」をテーマに、ランチア・フルヴィア1.6HF、ランチア・ストラトスHF Gr.4、フィアット・アバルト131ラリー、ランチア037ラリー エボリューション2の4台の他に、新たに日産とスバルのラリーマシンを展示すると発表した。

 本イベントは、ひとつの会場で多くの実車を見ながら購入することができる、日本でも数少ないイベントだ。国内外の往年の名車が展示・販売されることから多くのクラシックカー好きが来場する。今回の主催者テーマとなる展示車両は、上記でお伝えした4台に加え、日産からは1970年式ダットサン・ブルーバード 1600SSS、1972年式ダットサン240Z、1982年式ダットサン・バイオレットGT、1982年式ニッサン240RSの4台と、スバルからは1998年式スバル・インプレッサ 555 WRC、2008年式スバル・インプレッサ WRCを展示することが決定した。982年式ニッサン240RS どのマシンも普段は滅多に目にすることのできない希少なマシンなだけにファンにとって充実した内容になることは間違いないだろう。

 ほかにも今年はマツダが日本車初のルマン24時間レース制覇を成し遂げ30年の節目を迎えるが、それを祈念した特別展示「マツダ、ルマン優勝までの軌跡」として、マツダ787B(1991年)、マツダ737C(1985年)、マツダ・サバンナRX-7 254(1982年)が勢ぞろい。こちらも会場で実車を確認してほしい。マツダミュージアムに展示されているマツダ787B

 また会場内では展示車両のほかに、協賛各社によるタイアッププロモーションが決定。例年通りヘリテージカーや自動車関連グッズの販売も実施予定のほか、プレミアムライフスタイル/アートギャラリー ゾーンでは、“クルマ”を中心とした大人の趣味に応える腕時計、スーツ、アートなどを展開。ヘリテージカーの販売や自動車関連グッズの販売

 今年のギャラリーは、国内外のアートフェアで数々の出展実績を持つ「レントゲンヴェルケ」「GALLERY小暮」「H-art Beat Gallery」の3つで、現代アート界で高い評価を得ている作家の作品を厳選して展示されるという(展示作家:あるがせいじ、桐山征士、後藤温子、KAWS、管井 汲、今井龍満 等々)。

 そして、昨年同様に遠方からの来場が難しい方には嬉しい施策として「AUTOMOBILE COUNCIL 2021 Virtual Mall」を行う。Virtual Mallでしか見られない専用コンテンツの第2弾として、特別トークショーが決定した。

 その中身は「ルマンの女神に愛されるために」をテーマに、伝統と格式ある「世界一過酷な24時間耐久レース」を日本で最も知り尽くした元マツダワークスドライバー、“ミスタールマン”こと寺田陽次郎氏とAUTOMOBILE COUNCIL共同代表 加藤哲也が対談予定。悲願達成までのプロセスやドラマチックな総合優勝の影に隠された真実を語る。

 入場料は4月9日のみ前売り券が4500円、当日券が5000円となる。4月10日・11日は前売りが2500円/当日は3000円。

 なお、今後の状況によっては一部変更の可能性もあるためホームページをチェックしてほしい。

【詳しくはこちら】

◆オートモビルカウンシル2021
https://automobile-council.com/events/ac2021/

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  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • AMW 米澤 徹(YONEZAWA Toru)
  • 1991年生まれの秋田県出身。15歳のときに上京し勉学に勤しむも、高校生時代から東京都内をカメラ片手に自転車に乗って、神出鬼没、車屋巡りをする日々を送る。社会人になり、その時に出入りしていた趣味系自動車雑誌の元編集局長に呼ばれ、交通タイムス社に入社、現在に至る。イタリア車が趣味の中核ではあるものの、クルマに関連する本やミニカーを集めまくる根っからの収集癖おさまらず……。古書書籍、ミニカー、これらの山の中で生活を続けている編集者。
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