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安全はお金で買える! 高齢ドライバーが乗るべき「安全装備充実」のお手ごろ輸入車4選

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: ボルボ・カー・ジャパン、メルセデス・ベンツ日本、フォルクスワーゲングループジャパン、増田貴広

  • VWのアイコン的存在の5ドアハッチバックの新型ゴルフ。8代目となったゴルフ8は2021年中に発売される予定。

  • 48Vマイルドハイブリッドシステム搭載のボルボXC40のガソリンモデル「XC40 B4 AWD R-Design」
  • プラグインハイブリッドのコンパクトSUVのボルボXC40 Recharge
  • メルセデス・ベンツAクラス。MBUXを搭載するほか世界最高峰の先進安全運転支援システムを搭載する。
  • 全長
  • VWのアイコン的存在の5ドアハッチバックの新型ゴルフ。8代目となったゴルフ8は2021年中に発売される予定。

コンパクトカーでも輸入車には先進の安全運転支援装備が充実

 高齢ドライバーが安心して運転でき、事故を未然に防げるようなクルマ、つまり先進安全支援装備が充実しているクルマに乗るということは、本人はもちろん、家族にとっても有益なことに違いない。安全なクルマ=大きなクルマ……という考え方はずいぶん昔の話。プラグインハイブリッドのコンパクトSUVのボルボXC40 Recharge

 今では高齢者でも”おっくう”を感じずにステアリングを握れるコンパクトなボディサイズでも、安全・安心で、先進運転支援装備が充実しているクルマは山ほどある。とくに輸入車のコンパクトカーは、それこそ「安全はお金で買える」と言っていいほどの安全性を売りにしているほどなのだ。

古くからこだわりの安全思想を掲げるボルボのSUVモデル「XC40」

 その筆頭が、北欧スウェーデンのボルボで、もっともコンパクトなSUVモデルのXC40だろう。何しろ、全グレードに世界最高峰のボルボの先進安全・運転支援機能「インテリセーフ」を標準装備。衝突被害軽減ブレーキには、視力の衰えた高齢者に優しい、昼夜問わずの歩行者とサイクリストの検知機能はもちろん、事故の多い交差点右折時対向車検知機能、対向車との衝突を回避する対向車対応機能まで備わっているほか、レーンチェンジ時に隣接車線車両との衝突を避ける後車衝突回避支援機能付きブラインドスポットインフォメーションがあり、なおかつ危険度が高いと判断した場合、元の車線に戻るようにステアリングを”グイッと”自動修正さえしてくれるのである。48Vマイルドハイブリッドシステム搭載のボルボXC40のガソリンモデル「XC40 B4 AWD R-Design」

 高齢者は駐車が面倒だったりして、コンビニなどの駐車スペースに前から駐車するケースも少なくない。しかし問題は出庫する時で、バックしたときの安全確保が重要になる(できれば出庫しやすいようにバックで駐めましょう)。そんなときに役立つボルボの先進安全装備がCTA=クロストラフィックアラートで、リヤバンパーに内蔵されたミリ波レーダーが歩行者やサイクリストを検知する。いわゆる後退時の踏み間違い”抑制”だけの機能とは違い、必要に応じて衝突被害軽減ブレーキまで作動させてくれるのだから安全であり、安心度はずっと高い。

 さらに360度ビューカメラも備わり、全方向において安全・安心だ。ちなみにボルボは30mの高さから車両を落下させるような過酷なテストを行っている、古くから安全にこだわっている自動車メーカーであり、高齢者本人、そしてその家族への絶大なる安心をもたらしてくれるのだ。XC40については、全幅1875mmの車幅が気にならなければ、文句なしにオススメしたい安全な輸入車ということになる。

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